（板倉総務課長）

　報告第７４号平成２２年度文部科学大臣優秀教員表彰についてご報告する。

　この表彰は、学校教育における教育実践等に顕著な成果を挙げた教員について、その功績を表彰するとともに広く周知し、あわせて我が国の教員の意欲及び資質能力の向上に資することを目的とするものである。表彰式は１月３１日に東京の日比谷公会堂で開催される予定である。

　島根県では被表彰者として５名が選出された。それぞれの方の主な表彰理由についてご説明する。松江市立宍道小学校の林良子教諭は、司書教諭として学校図書館活用教育の推進に尽力された。益田市立美都中学校の山田幸恵養護教諭は、学校保健のみならず保護者や地域を巻き込んだ地域保健向上に係る研究実践を行い、特に顕著な成果を挙げた。出雲高等学校の勝部秀子教諭は高校の化学教育の水準を引き上げる学習指導、特に自然科学部活動に非常に熱心に取り組み、大きな成果を挙げた。三刀屋高等学校の亀尾佳宏教諭は、演劇部を指導し、全国優秀校として新国立劇場などで複数回上演するなど、特に顕著な成果を挙げた。宍道高等学校の檜物ひろ子養護教諭は、保健指導、健康相談等に取り組み、特にエイズ教育の研究実践を重ねるなど、顕著な成果を挙げたということである。

　年齢は、亀尾教諭が３０代、残りの４名は５０代ということでベテランの方々である。