報告第7号
(秋利義務教育課長)
報告第7号平成22年度島根県公立学校教員採用候補者選考試験の実施についてご報告する。
教員としてすぐれた資質、能力を備えた人材を確保するということで、教員採用試験を7月に実施することにしている。選考試験の改善について大きく3点改善点があり、1点目は昨今の厳しい雇用情勢の中で少しでも多く採用したいということで、今後の採用計画を少し前倒しして、全体で30人程度増やして優秀な人材を確保したいと考えている。
2点目は、新たにシニア枠の募集枠を設けるということで、これまで44歳までにしていたが、40歳以上55歳まで受験が可能になった。ただし、5年以上教諭または講師として経験している者という条件がある。現に県内の講師等として勤務中の者、あるいは島根県にIターン、Uターンを望む者などの枠を若干名設けたところである。一次試験の一般・教職教養試験と面接試験を免除することにしている。
3点目は、身体に障害のある者を対象とした選考について、昨年までは内数としていたが、別枠として採用したいと考えている。
資料4の2の第3採用予定者数について、小学校は昨年60人程度だったが80人程度とし、20人程度多く予定している。高等学校は、昨年度より7人多く予定している。養護教諭は、4人多く予定している。全体で約33人程度多く予定している。
第4であるが、昨年度から大分県での教員採用試験の不正があり、次の点について公正な教員採用に係る改善を行うこととしている。
1点目は試験問題、解答例、配点の公表をする。
2点目は試験問題の持ち帰りを可とする。
3点目は面接試験の評価項目、小論文試験の採点の観点、模擬授業の評価項目等もホームページに掲載し、受験者にも通知する。
4点目は1次試験・2次試験とも合否判定会議に教育委員2名が参加する。答案等のデータを用いた成績一覧表のチェックを人事担当者以外の者で行う。
5点目は昨年度から実施しているが、関係文書の保存期間を5年間とする。
試験日は7月19日から21日までで、19日は松江北高校と松江東高校で実施し、面接試験は県民会館、自治研修所等を使うことにしている。
1次の試験結果は8月10日、2次試験は8月30日から9月4日までということで、2次試験の結果通知は9月30日である。
(石井委員)
水産の機関エンジンの先生について今年もまた募集されているが、応募が例年少ないのか。
(倉本高校教育課長)
応募が非常に少ない状況である。水産学部のある大学に出かけ説明会を行ったりして努力をしてるところである。
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