議決第1号
(倉本高校教育課長)
議決第1号島根県教育課程審議会に対する諮問についてお諮りする。
学習の指導要領の改訂に伴い、県内の高等学校及び特別支援学校において教育課程の編成を行うことになる。そのため本県の課題や幼児児童生徒の実態を踏まえ具体的な教育課程の編成と実施について検討を行い、各学校に教育課程の編成をするための指針を示す必要がある。
資料1の3に諮問内容についてまとめてある。このたびの教育基本法の改正により、知育、徳育、体育の調和的発達が教育の目指すべき方向として明記をされた。これを受け、本県の高等学校教育で大切にしたいこととして、生きる力を支える確かな学力、豊かな心、健やかな体のバランスのとれた教育を展開するための教育課程とその実施ということが重要になる。
特別支援学校においては、幼稚園、小・中学校、高等学校に準ずるのみならず、障害の重度・重複化、多様化に対応して、一人一人に応じた指導の充実等を図るとともに、自立し社会に参加するための資質を養うことを大切にしたいと考えている。
改正学校教育法の中で学習の3要素として、基礎的な知識及び技能を習得させる、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力、その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養っていくということを目標として掲げている。これらを受け、各学校で教育課程を編成していくことになるが、高等学校、特別支援学校ともに、知育、徳育、体育の調和のとれた教育を展開するための配慮事項について、それぞれの7項目について審議をお願いをしたいと考えている。以上について審議会に諮問をしたいと考えている。
(石井委員)
答申を受ける時期はいつごろを予定にしているのか。
(倉本高校教育課長)
答申の時期は3月の予定である。
(渋川委員)
「健やかな体」に該当する配慮事項があってもよいのではないか。例えば若者に広がる性感染症なども心配なので、自分の健康を自分で守ることが高校生からは必要と思う。
(倉本高校教育課長)
その他のところで検討事項として挙げたいと思う。
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