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議決第37号

(伊藤総務課長)

 議決第37号「しまね教育ビジョン21」の改訂についてお諮りする。

 パブリックコメントを実施し、その結果、5名の県民の方から意見があり、資料のとおりまとめている。これを踏まえて、文案を整理し修文しているのでご説明する。

 資料3ページの「島根の特色を生かした教育」について、教育委員会会議において島根県の具体的な取組との関係が明確ではないのではないかという意見があったので、この文章の中に、第2章において取り組む内容について明示している。

 資料19ページの「(4)幼児教育から中等教育段階まで一貫した教育推進のための体制づくり」について、地域で子どもを乳幼児から育てていこうという意見があったので、「子供を地域全体で見守り、育てていく機運を高めながら学校間の連携や学校と家庭の連携を進める」という形に修文している。

 資料23ページの「食育の充実」について、従前より記述をより具体的にして「食習慣を身に付けるだけでなく、様々な食についての知識を学び、食を選択する力を習得することが極めて重要」と修文している。

 資料24ページの「体力・運動能力の向上」について、スポーツに取り組むことについては、当然強い体をつくる上で大事であるが、体の面だけではなくて人間形成に資するのではないかという意見がパブリックコメントであったので、その意見を踏まえて、「心・技・体の調和のとれた人間形成に資する」と修正している。

 資料26ページの「心の教育の推進」の中の「(ア)の道徳教育の推進」について、「子供の感性や人間性を育むためには、家庭における幼児期からのしつけが極めて大切」としていたが、「十分な愛情を注ぐことが大切」というパブリックコメントの意見を踏まえて修文している。

 また、第2段落の最後の行について、従前は「自らのあり方や生き方を考える道徳教育を推進する」という記述であったが、子どもが自らを大切にする心を育てていくという意見を踏まえ修文している。

 資料37ページの「(1)不登校の子どもに対する取組の充実」の「基本的な考え方」について、学校外において不登校の子どもを受け入れる居場所づくりということで、従前は「不登校の子どもが学校復帰や社会的自立に向けて生活できる居場所づくりを進めます」という記述であったが、その居場所が安心して元気を取り戻すことのできる場所である必要があるというパブリックコメントの意見を踏まえて修文している。

 資料38ページの「(エ)多様な学びの場や居場所の充実」の「(A)の教育支援センター等の運営支援」について、「不登校の子どもが集団生活や学習を行うための様々な機会を充実します」という記述であったが、学習というのは楽しく学習をする必要があるのではないかというパブリックコメントの意見を踏まえて修文している。

(渋川委員)

 資料38ページの修文箇所である「不登校の子どもが集団生活や楽しく学習を行う」の「楽しく学習」の部分について、集団生活と学習の両方が楽しくという意味の方が良いと思う。

(伊藤総務課長)

 集団生活についても学習と同じく楽しく送るということはそのとおりであると思うので、そのような意味になるように修文したい。


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