（鴨木生涯学習課長）

　報告第４７号第１９回全国生涯学習フェスティバル（まなびピア岡山2007）への出展報告についてご報告する。

　全国生涯学習フェスティバルが今年度は岡山県で開催された。

　実施期間は、１１月２日（金）から６日（火）にかけて５日間開催されたところである。主会場は、岡山県総合グラウンド内の桃太郎アリーナである。島根県からもブースを出展し、展示内容は、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の紹介ということで、石見銀山にかかわるパンフレット類や丁銀の模造品を持参した。石見銀山に関わるクイズを出して、５問全問正解すると丁銀の模造品を手で触ることができるということで、大変な反響であった。５日間で延べ４，２００人の来場があった。他のブースに比べても非常に来場者が多く、世間の関心の高さを実感したところである。

　来場者の反響は、島根県の歴史文化への認識度は高く、石見銀山については既に知名度が非常に高い状況であった。石見銀山遺跡に来訪したことのある人もあり、町並みや龍源寺間歩がよかったという声が多く寄せられた。また、登録前はゆっくり見学できてよかったという声もあった。一方、登録後、旅館が予約待ちのため旅行を延期したという声や当分の間は人が多くてゆっくり見られないだろうから一段落してから行きたいという声も聞かれた。

　今回生涯学習課だけでなく文化財課の職員も現場に張りついてＰＲに努めたところである。

（七五三委員）

　今後も石見銀山や古代歴史博物館等のＰＲに努めてもらい、どんどん島根を売り出してもらいたいと思う。

（和田管理監）

　石見銀山については、ＪＲ特急の車内放送で石見銀山の紹介をしている。色々なパブリシティやテレビ番組を通じて、東日本にも知名度としてはかなり普及してきている。今後も知名度を着実に高めていく必要があるので、色々な手だてを講じていきたいと思っている。