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臨時営業届出について
飲食物を提供する場合、原則「許可」が必要です。ただし例外として以下の条件に当てはまる場合に限って「臨時営業届出」で対応します。
臨時営業届出とは?
(1)高校等で行われる学園祭、収穫祭、バザーなどでその行事期間に限って教職員、学生、生徒によって開設されるもの。
(2)地域における諸行事(神事、祭事、まつりごと…)に付随して開設されるもの等で、かつその開設期間が年間を通じて3日以内であるもの。
※営業者(食品衛生法に基づく許可・届出を行っている者)による届出は認められません。ただし、主催者への協賛で参加する場合、主催者の名前で届出があった場合は認められます。
→臨時営業届出様式(ワード形式:74KB)
→届出記載例(ワード形式:84KB)
提供食品の制限
- 食品衛生上の危害防止の観点から、複雑な調理行為を伴う食品や、刺身など生もののの提供はさけること。
食品の取り扱いについて
- 食品の仕入れはなるべく当日に行うこと。
- 材料の保管は、虫や異物が入らないようにすること。また、要冷蔵のものはドライアイスか氷を入れたクーラーボックス等で冷蔵すること。
- 水は水道水を利用すること。
- コップ、皿は十分な洗浄場所がないので、使い捨て容器を使用すること。
- 調理(仕込み)は当日に行うこと(作り置きはしないこと)。
- 肉や魚は特に中心部までしっかり加熱すること(中心温度が、75℃で1分以上となること)。
- 温めて出すものはしっかり加熱すること。
- 持ち帰りはやめ、その場で食べてもらうこと。
従事者の衛生
- 健康チェックを行い、下痢や腹痛のある人、手指に切り傷・擦り傷のある人は調理加工に従事しないようにすること。
- 調理加工に従事する前及び用便後は手指の洗浄消毒を行うこと。
- 清潔なエプロンを着用すること。
ごみ等の処理について
- ゴミ箱を用意して、付近が不衛生にならないようにすること。
- 排水で周囲が汚れないようにすること。
!注意したい食中毒菌!
ここではイベント等で注意したい食中毒菌・ウイルスについて原因と予防対策を説明します。
腸炎ビブリオ
主な原因食品:魚介類、刺身など
- 増殖速度が非常に速い
- 熱や真水に弱い
予防法
魚介類は調理前に流水(真水)でよく洗う
黄色ブドウ球菌
主な原因食品:おにぎり、弁当など
- 化膿を起こす代表的な菌
- 熱に強い毒素を産出する
予防法
手に傷がある人は、直接食品を取り扱わない
サルモネラ
主な原因食品:卵や肉、その加工品など
- 生の卵を使用した食品は特に注意が必要
- 熱に弱い
予防法
しっかり加熱する
カンピロバクター
主な原因食品:食肉、井戸水など
- 特に鶏肉の取り扱いに注意
- 少量の菌でも発症する
- 熱に弱い
予防法
しっかり加熱する
腸管出血性大腸菌(O-157など)
主な原因食品:食肉、生肉など
- 人から人へも感染する
- 毒素を産出する
- 熱や消毒薬に弱い
予防法
しっかり加熱・消毒する
ノロウイルス
主な原因食品:ウイルスに汚染された食品
- 人から人へも感染する
- 少量のウイルスでも発症する
- 冬場に多く発生する
予防法
次亜塩素酸ナトリウムや熱湯消毒が有効
お問い合わせ先
隠岐支庁隠岐保健所
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24 電話番号 08512-2-9701(代表) 総務医事課につながります。 用件により各課にお取り次ぎします。 夜間及び休日 08512-2-9695(隠岐支庁受付) ファクシミリ 08512-2-9716 電子メール oki-hc@pref.shimane.lg.jp