食品衛生法の改正にあわせ、ふぐ処理者の全国統一的な認定基準が示されました。

これを受け、島根県では令和３年６月１日より「食品衛生法施行条例」及び「食品衛生法施行細則」に基づく新たなふぐ処理制度に移行しました。

１島根県内（松江市を除く）で業として食用のふぐの処理を行う場合は、島根県のふぐ処理者免許が必要となります。

　（※ふぐ処理者免許を受けた方の下でふぐの処理を行う場合は除きます。）

２ふぐ処理者免許を受けるには、ふぐ処理者試験に合格する必要があります。

３既存のふぐ処理者には、３年間（R6.5.31まで）の経過措置が設けられます。（※経過措置期間は終了しました。）

令和６年度はふぐ処理者試験の開催予定はありません。

次回の開催は令和７年度の予定です。

Q：今まで島根県フグ処理者講習会を受講し、ふぐの処理を行っていました。令和３年６月１日以降、ふぐ処理者免許がない場合、ふぐの処理ができなくなるのですか。

Ａ：既存ふぐ処理者に該当する場合は、令和６年５月31日まで経過措置が設けられ、引き続き、ふぐの処理を行うことが可能です。（※経過措置期間は終了しました）

　経過措置期間終了後も、引き続き、ふぐの処理を行いたい場合は、経過措置期間中に「既存ふぐ処理者認定講習会」を受講し、ふぐ処理者免許を受けていただく必要があります。（経過措置期間終了後は「既存ふぐ処理者認定講習会」の開催はありませんので、ふぐ処理者試験に合格し、免許申請する必要があります。なお、「既存ふぐ処理者認定講習会」を受講された方も、ふぐを処理する場合は免許証申請を忘れず行ってください。）

Q：島根県のふぐ処理者試験合格証書や他の都道府県等のふぐ処理者免許等があればふぐの処理はできますか。

A：島根県（松江市を除く）でふぐの処理を行う場合、島根県のふぐ処理者免許が必要です。

Ｑ：ふぐ処理者免許はどうすれば取得できますか。

Ａ：下記に該当する場合、申請に基づき、島根県のふぐ処理者免許が与えられます。（免許申請書様式等はこちら：食品関係申請・届出様式ダウンロード）

１島根県のふぐ処理者試験に合格した方

２他の都道府県等のふぐ処理者試験に合格した方

３他の都道府県等のふぐ処理者免許等を有する方

４既存ふぐ処理者認定講習会を受講した方

食品衛生法施行条例（令和３年島根県条例第14号）［PDF：500KB］

食品衛生法施行細則（令和３年島根県規則第40号）［PDF：598KB］

フグの衛生確保について（昭和58年12月２日付け環乳第59号厚生省環境衛生局長通知）［PDF：448KB］

ふぐ処理者の認定基準について（令和元年10月31日付け生食発1031第６号厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官通知）［PDF：521KB］

ふぐの取扱い及びふぐ処理者の認定に関する指針（ガイドライン）について（令和２年５月１日付け生食発0501第10号厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官通知）［PDF：175KB］

新たなふぐ処理者制度チラシ（島根県薬事衛生課作成）[PDF:772KB]

不明な点がある場合は、最寄りの保健所にご相談下さい。