令和7年度第3回調査集計結果
島根県では人と動物が調和し共生する社会の実現を目指し、動物愛護の基本的な方向性及び中長期的な目標を明確化するため、平成20年に「島根県動物愛護管理推進計画」を策定しています。
この計画で定めた目標を達成するに当たって、現時点での状況を把握し、今後の取組に活用するため、皆さまの動物愛護に関するご意見をお聞きしました。
「島根県動物愛護管理推進計画」についてはこちら
「動物愛護」について
調査実施期間:令和7年6月4日(水)〜6月13日(金)
調査対象者数:687名(5月27日現在のしまねwebモニター数)
回答者数:510名
回答率:74.2%
【問1】あなたは、動物が好きですか。
順位 | 動物が好きかどうかについて | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 好き | 365 | 71.6% |
2 | どちらともいえない | 118 | 23.1% |
3 | きらい | 25 | 4.9% |
- | 未選択 | 2 | 0.4% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問2】あなたは、愛玩動物(ペット)を飼っていますか。
順位 | ペットの飼育状況 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 2.飼っていない(問14へ) | 366 | 71.8% |
2 | 1.飼っている(問3へ) | 144 | 28.2% |
- | 未選択 | 0 | 0.0% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問3】【問2】で「1.飼っている」と回答された方にお聞きします。
どのような理由でペットを飼っていますか。(複数回答可)
順位 | ペットを飼っている理由 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 自分が動物好きだから | 96 | 66.7% |
2 | 家族が動物好きだから | 86 | 59.7% |
3 | 気持ちがやわらぐから | 76 | 52.8% |
3 | 家族の一員として | 76 | 52.8% |
5 | 子どもの情操教育のため | 19 | 13.2% |
6 | なんとなく | 4 | 2.8% |
- | その他(引き取り手のない動物がいたからなど) | 13 | 9.0% |
- | 回答対象者数 | 144 | - |
【問4】飼っているペットが行方不明になった場合、どのような対応をしますか。(複数回答可)
順位 | ペットが行方不明になった場合の対応 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 自分や家族で探す | 136 | 94.4% |
2 | 保健所へ連絡する | 66 | 45.8% |
3 | 帰ってくるのを待つ | 50 | 34.7% |
4 | 警察署へ連絡する | 39 | 27.1% |
- | その他(SNSで情報を集めるなど) | 13 | 9.0% |
- | 回答対象者数 | 144 | - |
【問5】災害時に備えて、どのような対策をとっていますか。(複数回答可)
順位 | 災害時の対策 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | ペットフードや薬など、動物の健康に係るものを備蓄している | 69 | 47.9% |
2 | 動物と同伴で避難できるよう、ケージ等の移動用品を持っている | 66 | 45.8% |
3 | ペットシーツやトイレ用品など、生活に必要なものを備蓄している | 65 | 45.1% |
4 | 何も対策をとっていない | 49 | 34.0% |
5 | 避難所での集団生活に備えて、混合ワクチンの接種や寄生虫の駆除を行っている | 48 | 33.3% |
6 | 避難する際や避難所での生活に備えて、ケージに入る訓練や、人・動物に慣れさせるなどのしつけをしている | 20 | 13.9% |
7 | 動物を一時的に預かってくれる場所を確保している | 5 | 3.5% |
- | その他 | 3 | 2.1% |
- | 回答対象者数 | 144 | - |
【問6】どのようなペットを飼っていますか。(飼っている動物をすべてお選びください)
順位 | 飼っているペットについて | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 1.犬(問7へ) | 60 | 41.7% |
2 | 2.猫(問7へ) | 56 | 38.9% |
3 | 7.魚類(問14へ) | 21 | 14.6% |
4 | 5.鳥類(問14へ) | 7 | 4.9% |
4 | 6.は虫類(問14へ) | 7 | 4.9% |
6 | 3.うさぎ(問14へ) | 6 | 4.2% |
7 | 4.ねずみ類(問14へ) | 3 | 2.1% |
- | 8.その他(問14へ) | 5 | 3.5% |
- | 回答対象者数 | 144 | - |
【問7】【問6】で「1.犬」または「2.猫」と回答された方にお聞きします。
飼っている犬または猫が病気になった場合などに、受診や相談ができるかかりつけの動物病院はありますか。
順位 | 犬または猫のかかりつけの動物病院について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | ある | 97 | 89.0% |
2 | ない | 11 | 10.1% |
- | その他 | 1 | 0.9% |
- | 未選択 | 0 | 0.0% |
- | 計 | 109 | 100.0% |
【問8】飼っている犬または猫の飼育方法などに関する情報はどこで入手されていますか。(複数回答可)
順位 | 犬または猫の飼育方法に関する情報の入手方法 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | インターネット・SNS | 88 | 80.7% |
2 | 動物病院・動物愛護団体・保健所 | 70 | 64.2% |
3 | 知人・友人 | 38 | 34.9% |
4 | 本・雑誌 | 31 | 28.4% |
- | その他 | 6 | 5.5% |
- | 回答対象者数 | 109 | - |
【問9】飼っている犬または猫のエサや飼育用品はどこで購入されていますか。(複数回答可)
順位 | 犬または猫のエサや飼育用品の購入方法 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | スーパーやホームセンターなどの小売店 | 84 | 77.1% |
2 | インターネット | 51 | 46.8% |
3 | 動物病院 | 13 | 11.9% |
- | その他 | 1 | 0.9% |
- | 回答対象者数 | 109 | - |
【問10】飼っている犬または猫に去勢又は不妊の手術を受けさせていますか。
順位 | 犬または猫の去勢又は不妊の手術について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 1.受けさせている(問12へ) | 88 | 80.7% |
2 | 2.受けさせていない(問11へ) | 20 | 18.3% |
3 | 3.わからない(問12へ) | 0 | 0.0% |
- | 未選択 | 1 | 0.9% |
- | 計 | 109 | 100.0% |
【問11】【問10】で「2.受けさせていない」と回答した方にお聞きします。手術をしない理由は何ですか。(複数回答可)
順位 | 犬または猫の去勢又は不妊の手術を受けさせていない理由 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | かわいそうだから | 5 | 25.0% |
1 | 手術費用が高いから | 5 | 25.0% |
3 | 子犬(子猫)を生ませたいから | 3 | 15.0% |
4 | 知らなかったから | 2 | 10.0% |
5 | 面倒だから | 1 | 5.0% |
6 | まだ子犬(子猫)だから | 0 | 0.0% |
- | その他(室内で飼っているからなど) | 7 | 35.0% |
- | 回答対象者数 | 20 | - |
【問12】飼っている犬または猫には、どのような方法で所有者を明示していますか。(複数回答可)
順位 | 犬または猫への所有者の明示方法 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 4.明示していない(問13へ) | 42 | 38.5% |
2 | 3.体にマイクロチップを埋め込んでいる(問14へ) | 38 | 34.9% |
3 | 2.首輪に飼い主の氏名や電話番号が記載された迷子札をつけている(問14へ) | 28 | 25.7% |
4 | 1.首輪に鑑札(※)や狂犬病予防注射済票をつけている(問14へ) | 26 | 23.9% |
- | 5.その他(問14へ) | 0 | 0.0% |
- | 回答対象者数 | 109 | - |
※鑑札:犬を登録した際に交付される固有番号の標識で、首輪につけることが義務づけられています。
【問13】【問12】で「4.明示していない」と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか。(複数回答可)
順位 | 犬または猫へ所有者の明示をしていない理由 | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 逃げ出すことは、考えられない | 25 | 59.5% |
2 | 必ず帰ってくるので、必要ない | 2 | 4.8% |
- | その他(外に出ないように注意しているなど) | 12 | 28.6% |
- | 回答対象者数 | 42 | - |
【問14】あなたは、他人が飼っているペットで、どのようなことに迷惑を感じたことがありますか。(複数回答可)
順位 | 他人のペットからの迷惑行為について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 糞尿の被害 | 237 | 46.5% |
2 | 鳴き声 | 185 | 36.3% |
3 | 感じたことはない | 151 | 29.6% |
4 | 悪臭 | 78 | 15.3% |
5 | 追いかけられた | 76 | 14.9% |
6 | かまれた | 57 | 11.2% |
7 | 食物・ゴミあさり | 53 | 10.4% |
8 | 畑・庭荒らし | 52 | 10.2% |
9 | 器物損壊(車に傷をつけられたなど) | 23 | 4.5% |
10 | わからない | 9 | 1.8% |
- | その他(家への侵入など) | 21 | 4.1% |
- | 回答対象者数 | 510 | - |
【問15】県では、飼えなくなった犬や猫などを保健所で引き取り、新たな飼い主を探す取り組みを行っています。それでも飼い主が見つからない場合は、やむを得ず殺処分をしています。飼えなくなった犬や猫などの殺処分を減らすためには、どうすればよいと思いますか。あなたの考えにもっとも近いものを1つだけお選びください。
順位 | 犬や猫などの殺処分を減らすために必要だと思うこと | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 飼い主は、もっと責任を持って犬や猫などを育てるべきだ | 248 | 48.6% |
2 | 飼い主は、自己責任で避妊・去勢などの繁殖制限を行うべきだ | 74 | 14.5% |
3 | 行政は、飼い主が避妊・去勢手術を受けやすいよう補助制度を創設すべきだ | 69 | 13.5% |
4 | 行政は、引き取った犬や猫などの新たな飼い主を探す取り組みにもっと力を入れるべきだ | 64 | 12.5% |
5 | わからない | 19 | 3.7% |
- | その他(殺処分の実態をもっと広報すべきなど) | 35 | 6.9% |
- | 未選択 | 1 | 0.2% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問16】動物を虐待したり捨てたりすると、「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法)により罰せられることをご存じですか。
<参考>「動物の愛護及び管理に関する法律」についてはこちら ※ブラウザの「戻る」ボタンで集計結果の画面に戻ります。
順位 | 「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法)について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 知っている | 387 | 75.9% |
2 | 知らない | 116 | 22.7% |
- | 未選択 | 7 | 1.4% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問17】あなたは、「人と動物が調和し共生する社会」を築くために、県にどのようなことを望みますか。(特に望むことを3つまでお選びください)
順位 | 「人と動物が調和し共生する社会」を築くために県に望むこと | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 正しい飼い方の啓発 | 210 | 41.2% |
2 | 保健所に引き取った犬や猫の新しい飼い主を探す取り組み(譲渡制度)の充実 | 184 | 36.1% |
3 | 所有者明示の促進 | 179 | 35.1% |
4 | 他人に迷惑をかけるペットの飼い主への罰則強化 | 166 | 32.5% |
5 | 動物を取り扱う業者への取締りの強化 | 161 | 31.6% |
6 | 繁殖制限の促進 | 140 | 27.5% |
7 | 迷い犬、猫に関する情報提供の充実 | 122 | 23.9% |
8 | ペットに関する相談窓口の充実 | 112 | 22.0% |
9 | 動物愛護に関する教育の促進 | 108 | 21.2% |
10 | 福祉・医療への動物活用支援(盲導犬・介護犬の育成支援など) | 101 | 19.8% |
11 | 情操教育への動物活用支援(学校などで動物を飼うことへの支援など) | 56 | 11.0% |
12 | 他人に迷惑をかけるペットの収容 | 39 | 7.6% |
13 | 県が取り組む必要はない | 19 | 3.7% |
14 | わからない | 12 | 2.4% |
- | その他(地域猫などの取り組みへの助成など) | 13 | 2.5% |
- | 回答対象者数 | 510 | - |
【問18】高齢化社会の傾向が進む中、当県においては、高齢者がペットを飼う機会も今後増えていくことが考えられます。
高齢者によるペットの飼養については、心身の健康によい影響を及ぼすとの意見がある一方で、入院等のやむ負えない事情により、飼養できなくなるケースもあります。
そこで、今後の高齢者に対するペットの飼養について、あなたの考えにもっとも近いものを1つだけお選びください。
順位 | 今後の高齢者に対するペットの飼養について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 高齢者によるペットの飼養を支援するためのボランティアを募集する | 126 | 24.7% |
1 | 高齢者に対しては家族環境、年齢等を考慮し、たとえば幼齢個体の譲渡を制限するなどの対策をとる | 126 | 24.7% |
3 | 高齢者のためにペットを貸し出す事業を実施する | 111 | 21.8% |
4 | わからない | 65 | 12.7% |
5 | ペットを飼養している高齢者の家を自治会において把握し、飼い主への手助けなど自治会単位で支援する事業を実施する | 53 | 10.4% |
- | その他(ペットの連帯保証制度をつくるなど) | 25 | 4.9% |
- | 未選択 | 4 | 0.8% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問19】災害時に避難する際の動物の同伴について、どのようなことを望みますか。
順位 | 災害発生時に避難する際の動物の同伴について | 回答数 | 回答率 |
---|---|---|---|
1 | 動物と同伴で避難できる場所と、そうでない場所を区別する | 393 | 77.1% |
2 | すべての避難所で、動物と同伴で避難できるようにする | 61 | 12.0% |
3 | 動物と同伴で避難すべきではない | 36 | 7.1% |
4 | わからない | 18 | 3.5% |
- | 未選択 | 2 | 0.4% |
- | 計 | 510 | 100.0% |
【問20】その他、動物愛護管理行政についてのご意見がありましたらご自由にお書きください。
動物愛護管理行政についてのご意見 | |||
---|---|---|---|
・譲渡会の頻度を増やし、広く譲渡活動を周知できるように広報の工夫をしてほしい。 | |||
・最も基本的に、飼い主が全責任を持って飼育する事ではないでしょうか。その為、啓蒙活動の推進とPR、ボランティア保護団体への支援金の強化をして上げて下さい。 | |||
・災害時の避難スペースは動物を優先にし人間が避難できないことが起こらないようにするべき。動物も人間も命は同じだと思うが、それは平常の時の考え方。非常時は人命最優先。平常と非常時の区別をしなければならない。 | |||
・飼いたい気持ちはあれど、自分の年齢を考えると飼えません。ここにあるようなペットレンタルがあれば利用できるかもと思いますが、年金も安い中、贅沢な望みとあきらめてしまいます。 でもペットのいる生活が高齢者の助けになることは、間違いないと思います。 |
お問い合わせ先
広聴広報課県民対話室
島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
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