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平成25年度第3回しまねwebモニター調査集計結果

テーマ:エイズについて

エイズは以前、「死の病」として恐れられていました。現在は治療薬が開発され、早期に感染を発見し、治療すれば、エイズの発症を抑えることができるようになりましたが、そのためには検査によるHIV感染の早期発見が重要です。

しかし、HIV感染者数やエイズ患者数が増加傾向である中、受検者数は、平成20年をピークに減少しています。

県内各保健所では、HIV検査を無料・匿名(名前を名乗らなくても良いこと)で実施しており、県民のみなさまへの更なる周知とともに受検しやすい検査体制の構築が必要だと考えています。

今後のHIV感染やエイズ発症の予防に関する啓発活動、HIV検査の実施方法・周知方法について、県民の皆さまからのご意見を参考にさせていただくため、アンケートを実施しました。

 

 期間平成25年8月7日(水)〜8月16日(金)

 対象者数361名(8月6日現在のしまねwebモニター数)

 回答者数233名

 回答率64.5%

 

 


HIVやエイズの認知度・理解度について

 

問1HIV感染者やエイズ患者のことについて、次の中から知っていることをお選びください。(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問1の回答一覧
1 全国における、HIV感染者及びエイズ患者の感染原因は、男性同性間の性的接触による感染が最も多いこと 111

47.6%

2 全国における、HIV感染者及びエイズ患者の報告数は20歳代から40歳代の若い世代が多いこと 109

46.8%

3 日本において、HIV感染者やエイズ患者は毎年新たに1,000人以上報告され、累計は2万人以上になること 58

24.9%

4 知らなかった 53

22.7%

 ー 未入力 2

0.9%

 ー 回答対象者数 233

-

 

問2HIVの感染について、次の中から知っていることをお選びください。(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問2の回答一覧
1 HIVは、誰でもが感染するリスクがあるが、感染経路は限られており、十分に予防が可能であること 182

78.1%

2 性器や肛門、口腔を使った性行為による感染が多いこと 168

72.1%

3 咳やくしゃみ、同じプールで泳ぐことや同じお風呂に入ることでは感染しないこと 162

69.5%

4 麻薬など注射器で回し打ちすると、感染することがあること 152

65.2%

5 性器クラミジアなど他の性感染症にかかっていると、感染しやすくなること 49

21.0%

6

知らなかった 8

3.4%

 ー 回答対象者数 233

-

問3HIVの感染予防について、次の中から知っていることをお選びください。(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問3の回答一覧
1 コンドームを正しく使用する安全な性行為は、HIVを含む多くの性感染症の予防に有効であること 219

94.0%

2 現在、輸血用の血液は、感染予防策がとられていること 145

62.2%

3 ピルを飲んでいても感染を予防することはできないこと 119

51.1%

4 適切な医療管理により、母子感染はほぼ防ぐことができること 73

31.3%

5 知らなかった 8

3.4%

 ー 回答対象者数 233

-

 

問4HIVやエイズの治療について、次の中から知っていることをお選びください。(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問4の回答一覧
1 HIV感染を早期に発見し、薬による治療で体内のウイルス量を減らすことができ、エイズの発症を遅らせることができること 160

68.7%

2 HIVやエイズを完治させる方法はないこと 147

63.1%

3 治療には、一生涯にわたる薬の服用継続が必要であること 105

45.1%

4 HIV感染者やエイズ患者の多くが通院しながら、就労していること 104

44.6%

5 知らなかった 27

11.6%

6 エイズの発症は、要件を満たせば障がい者福祉法に定める身体障害者手帳の交付の対象となること 11

4.7%

 ー 未入力 1

0.4%

 ー 回答対象者数 233

-

 

HIVやエイズに関する情報入手先について

 

問5あなたはHIVやエイズに関する情報を主にどのようなものから得ています(得ました)か?(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問5の回答一覧
1 報道記事(テレビ、ラジオ、新聞、インターネット) 184

79.0%

2 テレビ(CM) 111

47.6%

3 新聞(広報) 90

38.6%

4 インターネット(ホームページ等) 50

21.5%

5 医療機関 36

15.5%

6 掲示されていたポスター 35

15.0%

7 街頭で配布された啓発用のチラシ・パンフレット 26

11.2%

8 ラジオ(CM) 25

10.7%

9 学校の授業 17

7.3%

10 知らなかった 5

2.1%

11 その他(書籍(雑誌・漫画)など) 10

4.3%

 ー 回答対象者数 233

-

 

HIV検査の認知度について

 

問6保健所においてHIV検査を「無料・匿名(名前を名乗らない)」で受けることができることを知っていますか?

順位

 内容

入力数

回答率

問6の回答一覧
1 知っている 193

82.8%

2 知らない 40

17.2%

 ー 未選択 0

0.0%

 ー 233

100.0%

 

問7保健所においてHIV検査を「無料・匿名(名前を名乗らない)」で受けることができることは何で知りましたか?(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問7の回答一覧
1 報道記事(テレビ、ラジオ、新聞、インターネット) 120

62.2%

2 テレビ(CM) 79

40.9%

3 新聞(広報) 55

28.5%

4 医療機関 33

17.1%

5 ラジオ(CM) 23

11.9%

5 街頭で配布された啓発用のチラシ・パンフレット 23

11.9%

7 掲示されていたポスター 22

11.4%

8 インターネット(ホームページ等) 20

10.4%

9

学校の授業

2

1.0%

10 その他(町内広報など) 5

2.6%

 ー 回答対象者数 193

-

問8毎年6月1日〜7日は「HIV検査普及週間」ですが、今年度この期間は各保健所が平日の検査に加えて、夜間や休日にもHIV検査を実施していたことを知っていますか?

順位

 内容

入力数

回答率

問8の回答一覧
1 知らない 164

85.0%

2 知っている 26

13.5%

 ー 未選択

3

1.6%

 ー

193

100.0%

 

問9毎年12月1日は「世界エイズデー」ですが、昨年12月1日前後は、各保健所が平日の検査に加えて、夜間または休日にもHIV検査を実施していたことを知っていますか?

順位

 内容

入力数

回答率

問9の回答一覧
1 知らない 102

52.8%

2 知っている 20

10.4%

 ー 未選択

71

36.8%

 ー

193

100.0%

 

問10HIVに感染したかどうかを判定するには、感染の機会があってから3ヶ月以降に検査する必要があることを知っていますか?

順位

 内容

入力数

回答率

問10の回答一覧
1 知らない 180

77.3%

2 知っている 49

21.0%

 ー 未選択

4

1.7%

 ー

233

100.0%

 

HIV検査の受検意向について

 

以下、問11〜問15は、あなたが「HIVに感染したかもしれない」と仮定してお答えください。

 

問11そのとき、あなたは、HIV検査を受けようと思いますか?

順位

 内容

入力数

回答率

問11の回答一覧
1 思う 169

72.5%

2 思わない 60

25.8%

 ー 未選択

4

1.7%

 ー

233

100.0%

 

問12問11.で「思う」とお答えの方にお尋ねします。HIV検査は、保健所(無料・匿名)及び医療機関(有料・記名)で受けることができますが、検査を受ける際、次のいずれの点を重視しますか。次の中から当てはまるものを1つ選んでください。

順位

 内容

入力数

回答率

問12の回答一覧
1 検査が匿名で受検できること 93

55.0%

2 検査が安価で受検できること 33

19.5%

3 検査場所が自宅の周辺など利用しやすい場所にあること 22

13.0%

4 検査できる日時が多く設定されていること 19

11.2%

5 その他(検査がHIV検査だと他人にわからないよう行われ、個人情報が必ず漏れないことなど) 2

1.2%

 ー 169

100.0%

 

問13問11.で「思う」とお答えの方にお尋ねします。県内の保健所において、月2〜3日程度、平日の午前中または午後にHIV検査を実施しています。検査を受ける場合、次のどの時間帯が受けやすいですか。(複数回答可)

順位

 内容

入力数

回答率

問13の回答一覧
1 平日(夜間) 61

36.1%

2 休日(午前中) 57

33.7%

3 休日(午後) 55

32.5%

4 平日(午前中) 49

29.0%

5 平日(午後) 41

24.3%

6

休日(夜間)

34

20.1%

7

その他(あらかじめ電話で申込みすべきだと思いますなど)

4

2.4%

 ー 回答対象者数 169

100.0%

 

問14問11.で「思わない」とお答えの方にお尋ねします。IV検査を受けようと思わない理由は何ですか。次の中から当てはまるものを1つ選んでください。

順位

 内容

入力数

回答率

問14の回答一覧
1 特に理由はない 34

56.7%

2 検査を受けて、HIV感染が判明するのが怖いと思うから 6

10.0%

3

検査の予約や、検査を受けに行くことが面倒だと思うから

5

8.3%

4

検査を受けられることを知らない、または、どこで検査を受けられるのか知らないから

2

3.3%

5

検査を受けやすい検査場所が身近にないと思うから

1

1.7%

5

「忙しい」「会社や学校を休めない」などの理由で、検査を受ける時間がないから

1

1.7%

7

その他(自分はHIVに感染していないと思うからなど) 11

18.3%

 ー 60

100.0%

 

問15HIVやエイズに関して思うこと、エイズに関する啓発方法等について、自由に意見をお書きください。

 

主な回答

問15の回答一覧

つい他人事のように思いがちで、ちゃんとした知識がなかったので、考えさせられました。

テレビ番組等で特集などして正しい知識を広めてほしいです。

検査が匿名でできるとあるが、本当に守られるかどうかについては疑心暗鬼なところがあると思います。
わざわざ保健所に行かなければ検査が受けられないが、健康診断などで全員が必ず受けなければいけないとなれば、受けやすいかもしれないと思う。

予約をして、保健所に行ってだと、周りの目もあるし受ける人もなかなか増えないのかなと思う。

全員が受けるとなったら、陽性反応が出た場合のこととかいろいろ考えることはあるとは思うが、今のシステムでは検査を受けには行きにくい。

 

 

主なご意見の内容と回答については、こちらをご覧ください。

 


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025