高校生の不登校対応について


 

【提案No.A2024-00194】2月8日受付

 

 高校では不登校になった生徒に対し、保健室や他の教室への登校やオンライン授業などの対応はないのでしょうか。学校によって対応が違うのでしょうか。

 不登校もいじめだけではなく、いろいろな理由があると思います。

 カウンセリングや相談窓口の対応があっても、授業を受けられなければ、学校を辞める選択をするしかないのではないでしょうか。

 辞めない選択ができる環境にしていくことも必要だと思います。

 島根県では高校生の不登校への対応はどのように考えていますか。

 

【回答】3月6日回答

 

 県立高等学校では、学習意欲がありながら、登校できない、教室に入りづらい生徒に対し、校内の教室以外の場所での個別の対応や、補習授業、遠隔授業(オンライン授業)、通信教育、その他適切な指導の実施により、生徒一人一人の実情に応じて柔軟に履修・単位修得を認めることとしています。

 具体的には、遠隔授業(オンライン授業)については、対象となる生徒の状況に応じて、教育委員会が作成した手引書に基づきながら、授業のライブ配信を行うなどの対応を行っています。また、通信教育については、各高校と通信制高校(宍道高校通信制課程および浜田高校通信制課程)が連携しながら、通信制高校の学習教材や添削課題などを全日制・定時制高校でも利用できる制度を整えており、それらの教材を活用した通信教育による学びの成果により、柔軟に履修・単位修得を認めることができることとしています。

 なお、学校教育法施行規則の規定により、上記のような遠隔授業や通信教育により柔軟な履修・単位修得を認める場合であっても、遠隔授業および通信教育によって修得できる単位数の合計は、卒業に必要な74単位のうち36単位まで(病気療養中などの生徒については単位数の制限なし)となっています。

 詳細につきましては、各高校または教育指導課までお問い合わせください。

 また、島根県内の私立高等学校では、オンラインやオンデマンドによる授業配信を行うほか、保健室や特別教室など教室とは別の場所を確保した上で、教員を配置し授業を行うなどの取組を実施している学校もあり、各生徒の状況に配慮して対応しています。卒業に必要な単位数の考え方については、上記と同様になります。

(教育庁教育指導TEL:0852-22-6132、総務部総務TEL:0852-22-5017)

 


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