身土不二(しんどふじ)※
いのち育む郷土(ジゲ)の味
島根の気候風土に育まれた食材を、その土地で受け継がれてきた食べ方で味わいます。
※身土不二=その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方。県西部の沿岸部で、祭りや祝い事など、ハレの日の食卓にのぼる「おまんずし」は、酢飯の代わりにおからを使うのが特徴です。
浜田市内で鮮魚店を営んでいた野坂典明(のさかのりあき)さんは、祖母が作る思い出の味を再現し、市内のスーパー「ダップス」で提供しています。
イワシやアジを下ろして身を一晩塩漬けし、酢に20~30分漬けて塩抜きをした後、味酢に漬けておきます。おからは香ばしく炒って、魚を漬けた味酢を加えて煮含めます。刻みしょうがとゴマ、おの実(麻の実)を加えたら火を落とし、冷ましながら味をなじませて、食べやすく切った魚を巻いてにぎり寿司のように形を整えて仕上げます。
「おからの酢が弱いと魚の味に負け、きつすぎるとおいしくない」と野坂さん。甘味と酸味が調和した味酢はおからの香ばしさや魚の旨味を引き立て、しょうがの辛味、ごまとおの実の食感がアクセントになり、味に深みを感じさせます。
野坂さんは継ぎ足して魚の旨味がしみ出た食酢を使っていますが、家庭ではすし酢を使うと手軽です。
●問い合わせ先
ダップス(TEL:0855・22・1110)
おまんずしを作る野坂典明さん
材料
おから100グラムに対し、砂糖50g、食酢40ccの割合
(砂糖と食酢のかわりに、すし酢でも可)
イワシ、アジなどの青魚
塩漬け用の塩、塩抜き用の酢
※味付けは好みで調整を
クイズ
問題
応募締め切り
平成30年11月20日(火)消印有効
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「フォトしまねクイズ係」
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賞品
正解者の中から、抽選でプレゼントします。
美郷町産「おおち山くじら肉」缶詰セット
10名様
写真はイメージです。
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