身土不二(しんどふじ)※
いのち育む郷土(ジゲ)の味
島根の気候風土に育まれた食材を、その土地で受け継がれてきた食べ方で味わいます。
※身土不二=その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方。カルシウムや鉄分、ビタミンDなどが豊富で、最近ではウナギに勝る夏の滋養食として注目されているどじょう。安来市では郷土芸能・安来節のどじょうすくい踊りにちなみ、かつて農村部で食べられていたどじょう料理の普及に取り組んでいます。
同市の道の駅「あらエッサ」にある古民家レストラン「中海の郷」では、豪農屋敷を移築・改装した店内で、代表的な郷土料理の一つ「どじょうの柳川」を提供しています。
作り方は、浅い土鍋にゴボウのささがきとたっぷりの白ネギを入れ、下処理したどじょうを載せてだし汁を注ぎ、火にかけます。ゴボウが煮えたらしょうゆ、酒、みりんで濃いめに味を調え、三つ葉を飾って完成です。
どじょうの身はふっくらと柔らかく素朴な味わいで、風味豊かなゴボウとの相性は抜群。うま味がしみ出しただし汁はこくが深く、食感のよい白ネギに絡んで後を引くおいしさです。
「中海の郷」店長代理の樋本美由紀(ひもとみゆき)さんは「どじょうの身が硬くならないよう、煮込まないのがポイント。市内で養殖されたどじょうは出荷前に泥抜きされているので泥臭さがなく、さっと火を通すだけでおいしくいただけます」と話しています。
山盛りのネギにどじょうを載せる調理スタッフ
●お問い合わせ先
「中海の郷」(TEL:0854・23・2501)
材料
●どじょう
●白ネギ
●ゴボウ
●三つ葉
●だし汁(昆布・かつお)
●しょうゆ
●酒
●みりん
クイズ
問題
応募締め切り
平成29年8月21日(月)消印有効
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江津まる姫ポーク「103(いわみ)ソーセージセット」
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