知事トピックス
4月30日(木)
島根県石油協同組合と災害時における協定を締結
県は、島根県石油協同組合と災害時における支援に関する協定を締結しました。
この協定では、同組合員の給油所(県内363箇所)で、災害等発生時に応急・復旧対策等を実施する機関等が使用する燃料を優先して供給していただくこと、また、同給油所店舗において、災害等で交通が途絶し、帰宅が困難になった方々に対して、水道水、トイレ等の提供や、地図等による道路情報やラジオ等で知り得た情報の提供などの支援を行っていただくことがとりきめられています。
県が帰宅困難者支援に関する協定を締結するのは、今回で2回目となります。
知事は「協定締結は、迅速な応急・復旧対策に有効であり、県の防災対策の充実を図る上で極めて有意義なことです」と感謝を述べました。
【県庁301会議室】
4月28日(火)
産直市「きんさい市場黒川店」を訪問しました
浜田市黒川町にある産直市「きんさい市場黒川店」を訪れた知事は、いわみ中央産直振興協議会の皆さんが出荷された、安全で安心な青果や花卉、農産加工品などが販売されている様子を視察しました。
知事は、生産者の名前入りラベルがついた商品や、壁一面に貼られた生産者の顔写真の説明を受けて「生産者の顔が見える販売方法がいいですね。このような産直市が県内に増え、地域の農業を元気にしてくれています。県としてもさらに支援していきたいと思います」と述べました。
【浜田市内】
「児童福祉週間」記念セレモニーが行われました
5月5日から5月11日までの「児童福祉週間」を記念して、県庁前庭でセレモニーが行われました。
セレモニーには、内中原小学校6年生の児童が参加し、代表の児童が「未来の私へ」と題して、7年後の自分への手紙を発表しました。
知事は「夢を持つことは大切です。夢の実現に向けてがんばってください」とエールを送りました。
【県庁前庭】
4月27日(月)
県建築組合連合会から陳情がありました
県建築組合連合会桑田忠義会長から、地域経済活性化に向けた地元建設事業者の積極的活用を求める要請書が知事へ手渡されました。
県建築組合連合会は、大工・左官などの建設業に従事する労働者・職人、一人親方など約3,700人が加入する組合連合会です。
桑田会長は「地域経済活性化につながる地元の建設職人に発注する制度の創設と、公共建築物に県産材を利用を積極的に取り組んでほしい」と要請されました。
知事は「補正・当初予算で、景気・経済対策に取り組んでいますが、どういった具体的な制度創設が可能か検討して、積極的に取り組みます」と応えました。
【県庁知事室】
4月26日(日)
斐伊川放水路分流堰起工式に出席しました
出雲市塩冶有原町で、国土交通省主催の斐伊川放水路分流堰起工式が行われました。
この放水路分流堰は、斐伊川の洪水を放水路へ分流させるための要となる大規模構造物です。
堰の長さは約200m、平成24年度末までの工期が予定されています。
知事は、「分流堰の建設は、斐伊川神戸川事業全体の促進に大きな弾みになります。県としても、今後斐伊川放水路の周辺整備に積極的に取り組みます」と祝辞を述べました。
その後、県選出国会議員など関係者と共にくわ入れし、工事の安全と早期完成を祈りました。
【出雲市内】
4月23日(木)
長島愛生園元看護師の方から自著が贈呈されました
国立ハンセン病療養所「長島愛生園」の元看護師長、上田政子さんが知事室を訪ね、自らが綴った「生かされる日々らいを病む人々と共に」を贈呈されました。
上田さんは「28年間の長島愛生園での看護の中で感じたハンセン病患者の思いや人生についてまとめました。ハンセン病回復者の半生から、偏見や差別をなくす動きにつながれば」と話されました。
知事は「昨年、長島愛生園を訪れ患者の皆さんと懇談し、ご苦労や思いがわかりました。この本で、多くの方にも皆さんの気持ちが伝わると思います」と感謝を述べました。
【県庁知事室】
4月22日(水)
奥出雲鉄の彫刻美術館オープニングセレモニーに出席しました
奥出雲町の「交流館三国」で行われた「奥出雲鉄の彫刻美術館オープニングセレモニー」に出席しました。
この美術館には、ニューヨークを拠点とし、鉄を素材としたモニュメント彫刻を多数制作された故・下田治先生の作品、計44点を収蔵されており、「鉄の文化」を持つ奥出雲町の新しいシンボルとして期待されています。
知事は祝辞で、「現代アートである『鋼鉄の彫刻』と、古来から奥出雲町に伝わる『鉄の文化』とがこうして巡り会ったことに縁を感じます。このような美術館ができたことは、奥出雲町のみならず島根県全体にとって喜ばしいことです」と述べました。
【奥出雲町内】
4月17日(金)
「みとや工芸会」の皆さんと懇談しました
雲南市三刀屋町で「みとや工芸会」の皆さんと懇談しました。
みとや工芸会は、平成元年に、三刀屋町において手仕事(御門屋窯、永見窯、白磁工房、木彫、斐伊川和紙)を生業とされている5人で発足されました。
毎年、三刀屋町内で開催している「みとや工芸5人展」は、昨年で20回目となります。
懇談では、会を発足することになった経緯や、作品の製作にかける思いなどをお聴きしました。
知事は、伝統的なものや手仕事を重んじるヨーロッパの文化について触れ、「日本の社会も成熟し、いろいろな価値観を持つ人が増えました。人工的なものでなく、工夫のあるものや手作りのものに、人々の関心が移っています」と述べ、皆さんの引き続きの活動に期待を寄せました。
【雲南市内】
産直市「木次とれたて市」を訪問しました
雲南市木次町の産直市「木次とれたて市」を訪問した後、奥出雲産直振興推進協議会の皆さんと懇談しました。
雲南地域における地産地消の取り組みは、各地域の生産者による独自の活動が母体となりスタートしました。平成13年に奥出雲産直振興推進協議会が組織化され、今では6億円をこえる販売額に成長。中山間地域の農業振興に大きく寄与しています。
懇談では、協議会の皆さんから、日頃の活動の様子をお聴きするとともに、若い農業の担い手の確保や、同様の取り組みが県内で広がるための方策などについて意見交換しました。
【雲南市内】
水源林造成事業3万ヘクタール造成記念植樹祭に参加しました
雲南市木次町北原において、水源林造成事業により行われた森林造成が3万ヘクタールに達したことを記念して、植樹祭が行われました。
記念式典で知事は、「3万ヘクタールという規模を想像するに、幅1km、延長300kmの森林帯と同じ面積であり、あらためてそのスケールを感じます。全国に先駆けて本県で3万ヘクタールの森林が造成されたことは、約半世紀にわたる関係者の方々のご努力の賜です」と関係者の労をねぎらいました。
式典後、植樹祭会場に場所を移し、寺領小学校の児童とともに、ヤマザクラを植樹しました。
【雲南市内】
4月16日(木)
書籍「田舎ごこち」編集委員が知事に発刊を報告
書籍「田舎ごこち」の編集スタッフのメンバーが、知事に発刊を報告しました。
この書籍は、知事の提案により県農林水産部の5人の職員が編集スタッフとなり、県内において農林水産業で活躍されている若者10組の方に、取材、写真撮影を行って完成させたものです。
知事は、「この本を読んだら、都会の若者の中にも、農林水産業にトライしてみようと思う人も出てくると思います。できるだけ多くの方々の目にとまるよう工夫してください」と感想を述べました。
【県庁知事室】
4月12日(日)
浜田ロータリークラブ創立50周年記念講演が開催されました
浜田ロータリークラブ創立50周年の記念講演が石央文化ホールで開催されました。記念事業として、浜田市市民憲章に関する市内小中学生の優秀作文表彰が行われた後、知事が「石見の現状と今後」と題して基調講演を行いました。
講演で、知事は、「島根県の強み(豊かな自然、伝統文化、温かい地域社会等)を活かすことができる時代です。県内では、企業や農業分野等において様々な工夫により、成功している事例、がんばっておられる事例が出てきています。この石見地方にもそのような事例があり、このような努力を続けていけば、この石見地方の将来は明るい」と、石見地方の発展の可能性について述べました。
【浜田市内】
4月9日(木)
山陰文化観光圏事務局島根事務所が開設
島根・鳥取両県が進めている広域連携による観光圏の整備を促進するため、「山陰文化観光圏事務局島根事務所」が開設されました。
開所式で知事は、「山陰文化観光圏は、範囲が広く資源も多様です。効果的に事業を進めていくためには、事務局設置による体制の強化が望まれていました。本日、ここに、島根事務所が設置され、明日には米子市に鳥取県事務所が開設されます、今後、両事務局が、強く機能を発揮し、地域の伝統や食など観光の魅力を掘り起こし、観光の整備が進むことを期待しています。」と話しました。
【県庁1F】
カーディナルシステム(株)と企業立地に関する覚書に調印
ソフトウェアの開発を手がけるカーディナルシステム株式会社(本社:大阪市)が、経営支援ソフトウェアの開発と販売のため、テクノアークしまね(松江市)内のインキュベーションルームでの立地を決め、島根県と松江市との三者で覚書に調印しました。
同社の寺野靖之代表取締役は、「経営支援ソフト「GRIP」の販売が堅調で、さらに需要が見込まれることから、松江市を拠点に開発、販売を進めていきたいと考えている。11名の雇用を見込んでいるが、さらに雇用できるようがんばりたい。また、松江はオープンソースRubyに力を入れておられ、このRubyも非常に興味深く、ソフトウェアをRubyに書き換えることも検討している」と話されました。
知事は「ソフトウェア産業の立地が集積しつつあり、今回の立地もさらに地域活性化に寄与するものと期待しています。県は人材育成に力を入れていますが、必要な人材確保のため、できるだけの支援を行っていきたい」と述べました。
【県庁301会議室】
4月7日(火)
「Rubyワールドカンファレンス」実行委員会が設立
世界的に高く評価されているプログラミング「Ruby」の開発者まつもとゆきひろ氏が理事長を務める合同会社Rubyアソシエーションが、島根県、松江市、島根大学、松江高専などの県内機関に呼びかけ、今年9月7日(月)、8日(火)に松江市内でRubyの国際イベントを開催することが決定されました。
これにあわせ、準備、運営を行う実行委員会が設立され、知事は顧問に就任しました。
「Rubyワールドカンファレンス」では、Rubyのビジネス利用を促進することを目指して、Ruby関連技術の最新情報、Ruby国際標準化の動向などをテーマに国内外から講師を招くことにしており、300名程度の来場者が見込まれています。
知事は「県は今年度、Ruby人材の育成、県、市町村などのシステムでのRuby利用促進、首都圏などの市場における県内企業のRubyビジネス支援に取り組みます。「Rubyワールドカンファレンス」が成功するよう産学官が連携し、しっかり支援します」と話しました。
【県民会館】
4月6日(月)
「春の全国交通安全運動推進の集い」が開催されました
島根県交通安全対策協議会が主催する「春の全国交通安全運動推進の集い」が、県庁前駐車場で開催されました。
参加者全員による県民歌の斉唱後、知事から、県内の交通安全推進機関・団体に対して「知事のメッセージ」が交付され、参加団体の代表者から、交通安全運動への取組みについて力強い決意表明がありました。
また、1チーム3人で無事故・無違反に挑戦し、目標を達成されたしまね安全ドライブコンテスト2008の当選者3名の方に、知事から賞品が贈られました。
【県庁玄関前】
県新規採用職員に対して講話を行いました
行政職などの47名の新規採用職員に対し、知事が講話を行いました。
知事は、「県民のために働く」という県職員としての基本的な心構えや、「わかりやすく。早く対応する」などといった仕事に対する姿勢について、自身の経験などを交えて話しました。
また、「今は、国際的に新興国が台頭したり、IT技術の進歩により様々な情報ツールが出現するなど、社会の転換期を迎えていると言える。機微を敏感に察知したり、新しいアイデアを発想するのは、若い人が得意とするところ。職場で意見を出し合い、仕事に向かってほしい」と若い職員に対する期待を述べました。
【自治研修所】
4月4日(土)
島根県立大学短期大学部入学式に出席しました
松江市のくにびきメッセで行われた、「平成21年度島根県立大学短期大学部入学式」に出席しました。
知事は385人の新入生を前に、「学問の修得に適したキャンパスで、地域の方々と積極的に交流されながら、自らの夢の実現に向けて、充実した学生生活を送られることを願っております」と祝辞を述べました。
【松江市内】
4月3日(金)
島根県立大学入学式に出席しました
浜田市の島根県立大学で行われた「平成21年度島根県立大学入学式・大学院入学式」に出席しました。
知事は、学部255名、大学院13名の入学生を前に、「島根県全体をキャンパスとして、地域の方々との交流を通して、幅広い教養と、国際感覚を身につけてください」と祝辞を述べました。
【県立大学(浜田市内)】
斐川町の出西窯を訪問しました
斐川町出西にある出西窯を訪問し、関係者の皆さんと懇談しました。
出西窯の作品は、これまで数多くの受賞実績があるほか、全国にファンを持ち、百貨店、ギャラリー、専門店などでも定番商品として取り扱われています。
懇談では、関係者の皆さんから、創業に至った経緯や製作理念、創業以来一貫した志と組織によって営まれていることなどを伺いました。
知事は、「大量生産的、画一的でなく、工夫のあるものや手作りのものに、人々の関心が移っています。これからも今のやり方を引き継がれ、立派なものを作ってください」と述べ、皆さんの引き続きの活躍に期待を寄せました。
【斐川町内】
4月2日(木)
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)参入申請の報告を受けました
島根にプロバスケットボールチームの設立を目指す、株式会社島根スポーツ振興会(松江市)の宮下博行チーフマネージャーが知事室を訪れ、bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)新規参入申請の報告がありました。
歌手の六子さんや、松江市内の小学生バスケットボールチームの皆さんなど、プロチームの設立を応援する皆さんから、「地元にプロチームができればうれしい」「自分もそのチームにも入りたい」と知事へ熱意が伝えられました。
知事は「プロチームができれば、県民の励みになります。しっかり応援したい」と応えました。
bjリーグの審査は8月に行われ、加盟が認められれば、平成22年度からの参戦が実現します。
【県庁知事室】
島根県酒造組合から新酒の贈呈
島根県酒造組合から、今春の県内出雲地区・石見地区の新酒鑑評会で上位銘柄となった新酒の贈呈がありました。同組合は、県内各地の蔵元で、伝統を受け継ぎ品質の高い丁寧な酒造りをしておられ、藤田会長からは、こうした高い技術を受け継ぐ人材の育成や原料となる米の安定供給などについて支援を要望されました。
これに対し知事は、「名酒は各地のイメージアップにもつながる地域資源です。できる限り支援をしていきます。」と述べました。
【県庁知事室】
4月1日(水)
公立大学法人島根県立大学理事長任命書交付式
新しく公立大学法人島根県立大学の理事長に就任される本田雄一氏に任命書が交付されました。
知事は「先生方の意見を聞かれ、さらに新しい世情をくみ取りながら、大学運営にあたってください。また、市を先頭に地域の方々がいろいろと大学を支援してくださっているので、地域に根ざした大学をつくっていってください」と本田理事長を激励しました。
本田理事長は「今年度から新しい体制でがんばっていきたい。昨今の経済情勢で雇用への影響が大きい。来年度の就職は重要な課題です。さらに体制を強化して取り組んでいきます」と話されました。
【県庁知事室】
平成21年度島根県新規採用職員辞令交付式
平成21年度島根県新規採用職員に辞令が交付されました。
知事は挨拶で「新たな職員の皆さんを歓迎します。皆さんに考えてほしいのは県職員になったということはどういうことか、誰のために働くのか、ということ。県の行政は県民のためにあり、県職員は県民のために働くということです。皆さんはいろいろな職場に配属され、いろんな場面で県民の方に接します。どんな場合でも県民全体のために働くという意識をしっかり持ってください。そして、どうしたらいいのか常に考えて、工夫する努力をしてください」と話しました。
【県庁講堂】
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