島根県消防協会の役員の方々が知事室を訪問されました。

　島根県消防協会は、消防団の活性化のため様々な活動に取り組んでいます。

　松浦嘉昭会長は「昨年（平成２５年）１２月には「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定され、消防団に対する期待はますます大きくなっていますが、一方で団員の減少などの様々な課題を抱えていることから、消防団の充実強化に向けて県の御協力をお願いします」と述べられました。

　知事は「近年は大災害も増えています。消防団は重要ですので、関係者の意見をよく聞きながら、県としても努力していきたいと思います」と述べました。

　ゆうひライン女性の会の皆さんが知事を訪問されました。この会は女性の立場から高速道路の必要性や役割について理解を深め、浜田−益田−萩間の山陰道の早期整備を求める応援団として積極的な活動を展開しています。

　会長の光永榮子さんは「山陰道がつながることで、地域が活性化してくれればうれしく思います。今後も積極的に活動していきたいです」と述べ、知事は「山陰道の未着工部分もありますが、少しずつ前進していると感じています。今後ともよろしくお願いします」と感謝の意を述べました。

　県内の個人・団体で文化芸術の分野において積極的に創作・発表活動を続け、将来の活躍が期待される方々に対して贈る「島根県文化奨励賞」の授賞式を行いました。

　受賞されたのは、「出雲楽友（がくゆう）協会」と「劇団Y（わい）プロジェクト」の２団体です。「出雲楽友協会」は音楽芸術の普及と向上を目指し、子供が楽しめるコンサートから本格的な演奏会まで多彩な事業を積極的に県民の皆さまに提供していることが評価されました。また、「劇団Yプロジェクト」は芸術性の高い演劇鑑賞の機会の提供や幼稚園や保育所を訪問し、幼児向けの劇をボランティアとして行うなど社会貢献に努められていることが評価されました。

　知事は「皆さんの活動が盛んになると地域の方々に良い刺激になります。どんどん活動を広げていってください」と述べました。