島根県では、自治会などの身近な単位で、見守り・声かけ・生活支援などの地域福祉活動に取り組む団体を「しまね流福祉のまちづくり活動団体」と位置づけ、今年度から特に優れた活動をしている団体を表彰します。

　受賞されたのは、中野団地自治会声かけグループ（出雲市）、やすぎ錦町自治会（安来市）、谷自治振興会（飯南町）、谷戸自治会（川本町）、比之宮連合自治会（美郷町）、宇受賀手づくり福祉会（海士町）、西郷中町町内会連合会（隠岐の島町）の皆さんです。

　表彰式後の懇談では、知事が受賞された団体の皆さんから、活動のきっかけや創意工夫しながら地域課題に取り組んでいる様子などについてお聞きしました。

　知事は、「今後も、いろいろな工夫をしたり、皆で仲よく助け合う地域にしていただくよう、よろしくお願いします」と今後の活動に期待を寄せました。

 

　島根県と友好交流関係にあるロシア連邦沿海地方議会の議員団７人が知事を訪問されました。県とロシア連邦沿海地方は、１９９１年（平成３年）に友好交流の覚書を交わして以降、２０年以上にわたり、文化、教育・学術、経済の交流事業を実施しています。

　知事は、平成２０年にウラジオストクを訪問したことにふれ、「ウラジオストクとの交流が進んでいることを喜んでいます。さらに交易を拡大し、交流を深めていきたい」と握手を交わしました。

　浜田港など視察された議員団の団長ドゥビーニン・ヴァレンティン・ステパノヴィチ氏は、「島根県と連邦沿海地方は長い交流の歴史を持っています。お互いに協力しながら、地道に力を合わせていきたい」と話されました。