【県庁知事会議室】

〔写真〕報告会の様子

〔写真〕再生可能エネルギーの推進検討グループのみなさん

　知事が決定した政策課題について、若手職員が検討・提案を行う「若手職員の政策提案制度」により設置した「再生可能エネルギーの推進検討グループ」の最終報告書がまとまり、知事に報告をしました。約５ヶ月にわたり、文献調査や講習会参加、県内外の先進的な企業や団体と意見交換しながら検討を重ねました。

　再生可能エネルギーの推進を行ううえで「再生可能エネルギーの導入」と「再生可能エネルギーの普及啓発」の２本を提案の柱として、導入については「県民に身近」で「県内経済の活性化につながる」ものであること、普及啓発については「楽しく再エネに触れられる」「再エネを知らない人・興味がない人が知る機会となる」ものであることを重視して検討されました。

　「再生可能エネルギーの導入」では、県内各地に木質チップの材料となる木材を収集する集積ヤードの設置や木質バイオマスボイラーの県有施設への積極導入など木質バイオマスエネルギー推進に向けた施策が提案されました。

　報告を受けた知事は、「文献調査や先進地、企業視察等で現場の関係者の話を聞いたり、よく調べられており分かりやすい内容になっている。現在検討している島根県再生可能エネルギー及び省エネルギーに関する新たな県計画に反映できる部分もあると思います」と評価しました。