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■(株)チヨダと動物用連続注射装置を共同開発しました

◇ 7月6日(水) 県庁知事室

新装置の報告を受ける知事報告を受ける知事

 

 機械製造業の株式会社チヨダと島根県は、口蹄疫に感染した牛などを殺処分する際に効率的に薬液を注入できる新装置(動物用連続注射装置)を共同開発しました。

 この装置は、殺処分の迅速化による感染拡大の防止と防疫作業の負担軽減を狙いに開発したもので、昨年、口蹄疫が宮崎県で発生した際に、支援のため同県へ派遣した職員の意見を参考に、島根県が同社に新装置の研究を依頼し、実現したものです。

 従来の注射器を使った作業では、牛1頭を殺処分するのに、薬液を入れた注射筒を2、3度交換しなければならず、作業には2人が必要でしたが、この装置を使用すれば殺処分に必要な量を連続注入でき、1人での作業も可能になります。

 株式会社チヨダの増井宏行社長は、「宮崎で処分に携わった獣医師から、疲労は大変なものだったと聞いた。負担軽減に役立ててほしい」と、この装置に込めた思いを語られました。

 県と同社は、共にこの装置の普及を積極的に実施していくこととしています。

 

 

■専修学校フェアに出席しました

◇ 7月6日(水) 松江市内

展示ブースを見学する知事

 

 島根県内12校の専修学校による、専修学校の魅力を高校生に紹介するイベント「専修学校フェア」が松江市内で開催され、知事が出席しました。

 会場では、各校による専修学校への進路相談や、それぞれの職業教育の内容展示のほか、専修学校の生徒さんたちによる体験発表が行われました。

 知事は各学校の展示ブースを回り、生徒さんや教職員のみなさんから直接、教育内容や学校の様子をお聞きしました。

 また、あいさつでは「雇用環境が大変厳しい中、専修学校で職業につながる技術を習得することは、就職の際、大きなメリットになります。県内の専修学校は生徒一人ひとりに対し親身になって指導にあたり県内での就職率も高く、島根県の発展の担い手となる人材の育成に寄与しています」と専修学校が果たしている役割について述べ、職業教育の重要性について話しました。

 来場した高校生たちは、専修学校の魅力を肌で感じることができ、専修学校への理解を深めていました。

 



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