(3) A群溶連菌咽頭炎 >
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5年連続で年2,400件以上の報告が続いていたが、2019年は1,823件と久しぶりに2,000件に届かない落ち着いた年であった(流行指数0.89)。
2017年から3年連続で年を追うごとに減少し、過去最多であった2015年の3,678件のおよそ半数であった。
歓迎すべき傾向であるが、抗生物質の適正使用が徹底され外来で早期に抗生物質が処方されることが減ってきているので、このことが本感染症の増加につながらないか今後の動向には注意を要する。
A群溶連菌咽頭炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:A群溶連菌咽頭炎
平均報告数 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
2018年 | 2019年 |
2,025 | 1,193 | 1,359 | 1,298 | 798 | 1,031 | 2,911 | 3,678 | 2,737 | 2,966 |
2,483 | 1,823 |