(1) インフルエンザ >
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過去10年間ではパンデミックがあった2009年の19,040件が突出して多かったが、2019年のインフルエンザ報告数は10,224件(流行指数1.14)と、パンデミックの年以外では昨年の10,391件についで多い年であった。
しかしインフルエンザの流行は晩秋から春と暦年をまたぐので、2017-18、2018-19というようにインフルエンザの流行シーズンで見ると、大きな流行であった2018-19シーズンの下降脚と、
早く流行が始まった2019-20シーズンの立ち上がりの、2シーズンを見ていることになるので数値としては大きくなっているが、大流行ではなく通常規模の流行シーズンだったといえる。
2018/2019年シーズンのウイルスは、A香港(H3)型が主流であったが、A2009(H1)型もシーズンを通して検出された。B型はビクトリア系が第22週が1件検出されたのみであった。
インフルエンザ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:インフルエンザ
平均報告数 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
2018年 | 2019年 |
9,116 | 19,040 | 2,196 | 8,699 | 7,133 | 8,521 | 8,607 | 8,467 | 8,154 | 8,846 |
10,391 | 10,224 |