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目次
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I.概要
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II-1.発生状況の解析と評価
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II-2.定点把握疾患発生状況
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III.検査情報
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(11) ヘルパンギーナ
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2006(H18)年のヘルパンギーナは、過去10年間の患者数と比較した流行指数が1.24とやや大きな流行となった。6月に報告数が増加し始め、7月にピークとなる典型的な流行パターンを示した。
流行したウイルスはコクサッキーA4型およびコクサッキーA5型であった。コクサッキーA4型は過去10年を通じて流行しているが、昨年は検出されておらず、また、コクサッキーA5型は数年に一度流行があり過去3年間は散発的にみられるのみである。このため、主な患者である1歳児〜2歳児に感受性者が多かったため流行が大きくなったと考えられる。
地域別に見ると、東部の流行が最も早く始まり、次いで中部が約2週遅れて増加し、さらに2週遅れて西部の報告数が増加しているが、ピークに達したのは中部が1週早く、次いで東部でピークとなった。西部は報告数が少なく、年間の定点当り報告数が11.0人にとどまった。
ヘルパンギーナ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:ヘルパンギーナ
平均報告数
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
790
983
372
1,105
877
555
845
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