(2) 咽頭結膜熱 >
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2004年の流行に引き続き、2005年も流行指数が2.83となり多めの報告となった。
月別の報告では、6月から8月および11月から12月に患者数が多い。これは夏期と冬期の2峰性のパターンをとる本疾患の特徴的な流行と一致している。本年は、11月から12の冬期にかけて特に多くの報告があった。
地区別にみると、東部は1月から7月にかけて報告がみられたが、9月以降報告数が減少した。中部では6月および11月、12月に多く、特に12月には流行がみられた。西部では8月および12月が最も報告が多く、各地区でそれぞれ異なるパターンを示した。
年齢別の報告では、例年1歳から2歳が中心であり全体の約半数を占めるが、本年は34.3%であり、5歳以下も全体の69.0%で、低年齢層中心の分布から幅広い年齢層に拡散する傾向がみられた。
咽頭結膜熱報告グラフ
シーズン別の報告数合計:咽頭結膜熱
平均報告数 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 |
581 | 91 | 142 | 139 | 128 | 581 | 480 |
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