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2002(H14)年 <  2003(H15)年 年報  > 2004(H16)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析と評価II-2.定点把握疾患発生状況III.検査情報
ウイルス検査情報細菌検査情報流行予測検査
1.病原微生物検出情報 |Salmonellaの検出状況 病原菌検出状況(医療機関検出分病原体定点病原菌検査状況
(3)病原体定点病原菌検査状況
 感染症発生動向調査事業の一環として、病原体検査定点の医療機関(松江市3ヶ所、出雲市1ヶ所、浜田市1ヶ所) より提供された感染性胃腸炎の患者材料について細菌検査を実施した。
 2003年は52検体中、病原性大腸菌が12件、カンピロバクターが6件の検出があった。2002年に比べ、サルモネラ菌は 減少し、カンピロバクターの検出が多く見られる。これは病原菌検出状況調査(医療機関検出分)の集計結果と同様 であった。

表26 定点把握 病原体検査結果(2003年)
病原体名\月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
腸管出血性大腸菌            -
病原性大腸菌   11271    12
サルモネラ            -
カンピロバクター     111111 6
合計---11382111-18
検体数21-434158536152

表27 年次別検出病原菌数
 2003年2002年
病原性大腸菌129
サルモネラ03
カンピロバクター61
検体数5247
島根県感染症情報センター