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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が3件(松江圏域1件、大田圏域2件)、アメーバ赤痢が2件(出雲圏域1件、浜田圏域1件)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:県内全域(1.8)の患者報告数は増加し、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えました。
益田圏域(8.8)、雲南圏域(2.0)及び浜田圏域(1.2)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.8)及び松江圏域(0.5)で患者発生報告があります。
各医療機関でA型が検出(迅速診断)されているほか、浜田圏域ではB型も検出されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(13.7)の患者報告数は第49週に比べやや増加しており、出雲圏域(20.4)で警報レベル(20.0)を超える流行が、益田圏域(19.7)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(14.0)及び大田圏域(12.0)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(13.7)の患者報告数は第49週に比べやや増加しており、出雲圏域(20.4)で警報レベル(20.0)を超える流行が、益田圏域(19.7)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(14.0)及び大田圏域(12.0)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.1)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(4.9)、出雲圏域(1.8)でやや流行しているほか、益田圏域(1.0)、隠岐圏域(1.0)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:県内全域(1.8)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(8.0)で増加し警報レベル(6.0)を超える流行となっています。
松江圏域(3.0)で増加し注意報レベルの流行となっているほか、浜田圏域(0.7)、出雲圏域(0.4)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○手足口病
:県内全域(1.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(3.0)及び松江圏域(1.0)でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑
:県内全域(0.7)の患者報告数はほぼ横ばいですが、隠岐圏域(5.0)及び益田圏域(2.7)で警報レベル(2.0)を超える流行となっているほか、浜田圏域(1.0)で患者発生報告があり注意が必要です。
○流行性角結膜炎
:出雲圏域(3.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:A香港型が11月下旬には県内全域で検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。また、サポウイルスが11月に中部から検出されています。
○手足口病
:2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が8月に検出されており、その後、増加しています。
○咽頭結膜熱
:主に、アデノウイルス3型が10月及び11月に検出されています。
○肺・気管支炎
:RSウイルス、アデノウイルス2型及びライノウイルスが11月に検出されています。