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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が4件(松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:県内全域(2.6)の患者報告数は、第50週以降、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えています。
益田圏域(9.2)、松江圏域(3.1)、雲南圏域(2.0)及び出雲圏域(1.0)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.6)で患者発生報告があります。
各医療機関でA型が主に検出(迅速診断)されており、雲南圏域及び浜田圏域ではB型も検出されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(14.0)の患者報告数は第50週に比べやや増加しています。隠岐圏域(28.0)で急増し警報レベル(20.0)を超える流行となっているほか、出雲圏域(19.2)及び益田圏域(14.3)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(13.9)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(14.0)の患者報告数は第50週に比べやや増加しています。隠岐圏域(28.0)で急増し警報レベル(20.0)を超える流行となっているほか、出雲圏域(19.2)及び益田圏域(14.3)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(13.9)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.9)の患者報告数は増加しています。松江圏域(7.1)で増加し流行しているほか、出雲圏域(2.6)でやや流行しており、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:県内全域(1.0)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(2.5)で警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行が続いており、益田圏域(2.3)及び松江圏域(1.1)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○伝染性紅斑
:県内全域(0.6)の患者報告数はほぼ横ばいですが、益田圏域(2.0)及び隠岐圏域(2.0)で警報レベル(2.0)の流行が続いているほか、松江圏域及び大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○手足口病
:松江圏域(1.0)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.8)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:松江圏域(1.0)及び雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:A香港型が11月下旬には県内全域で検出され、増加しています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。また、サポウイルスが11月に中部から検出されています。
○咽頭結膜熱
:10月は、主にアデノウイルス3型が検出されていましたが、11月に入り、アデノウイルス1型及びアデノウイルス2型も検出されています。
○肺・気管支炎
:アデノウイルス2型及びライノウイルスが11月に検出されています。