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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第49週 (12/5〜12/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件[1](隠岐圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域(0.9)の患者報告数は第48週に比べ増加しています。 益田圏域(3.4)及び雲南圏域(1.3)で流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えやや流行しているほか、大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、A型が医療機関で検出(迅速診断)されています。 うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.8)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(4.7)及び出雲圏域(1.6)でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。松江圏域(2.7)で増加し流行しているほか、雲南圏域(2.0)及び益田域(1.7)でやや流行しており注意が必要です。
○手足口病 :県内全域(1.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.6)及び松江圏域(1.6)でやや流行しています。
○伝染性紅斑 :県内全域(0.5)の患者報告数はほぼ横ばいです。隠岐圏域(4.0)で警報レベル(2.0)を超える流行が続いています。大田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があり注意が必要です。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(2.0)、大田圏域(2.0)及び浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が10月下旬以降東部で、11月下旬には西部で検出されています。
○感染性胃腸炎 :9月下旬以降、ノロウイルスGUが急増し、11月下旬には県内全域で検出されています。また、サポウイルスが11月に中部から検出されています。
○手足口病 :2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が8月に検出されており、その後、増加しています。
○肺・気管支炎 :1歳以下の上気道炎、気管支炎及び肺炎から、RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
感染性胃腸炎横這横這増加 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這×横這×
流行性耳下腺炎横這増加減少 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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