⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が3件(松江圏域1件、益田圏域1件、隠岐圏域1件)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ
:松江圏域(0.1)及び出雲圏域(0.2)でB型(いずれも迅速診断キット)の患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています。★
県内全域(9.5)の患者報告数は第46週に比べ減少していますが、松江圏域(17.9)では定点当り10.0人を超える流行となっているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(9.5)の患者報告数は第46週に比べ減少していますが、松江圏域(17.9)では定点当り10.0人を超える流行となっているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○RSウイルス感染症
:県内全域(2.8)の患者報告数は第46週に比べ増加しています。特に、出雲圏域(5.4)、益田圏域(4.7)及び浜田圏域(4.0)で増加しているほか、松江圏域(1.6)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.0)の患者報告数は第46週に比べやや減少していますが、
過去5年間の同期と比較して多い状態が続いています。
〇水痘
:県内全域(1.0)の患者報告数は第46週に比べ増加しています。
特に、雲南圏域(6.0)及び松江圏域(1.0)で増加しているほか、益田・大田・出雲圏域で患者発生報告があります。
○手足口病
:県内全域(0.8)の患者発生報告は第46週に比べやや増加しています。
益田圏域(1.7)、出雲圏域(1.4)ほか浜田・雲南・松江圏域で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱
:出雲圏域(2.0)、益田圏域(1.0)及び松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎
:学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域を中心に患者発生報告が続いています。
手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇細菌性髄膜炎
:出雲圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:隠岐圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:第43週の出雲圏域での学級閉鎖措置学校の患者からB型インフルエンザウイルス(山形系統)が分離されました。また、第45週に東部の散発例からB型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスGU(遺伝子型、GU.3及びGU.4)が多数検出されています。
○肺・気管支炎
:コクサッキーウイルスA9型、エコーウイルス18型、エンテロウイルス68型、ライノウイルスが検出されています。
○手足口病
:散発的な患者発生が続いており、中部でコクサッキーウイルスA16型、東部・西部でコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:西部の散発例からエコーウイルス18型が検出されています。