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島根県農業試験場研究報告第15号(1977年12月)p22-32

 


飼料用大麦の夏播き年内どり栽培に関する研究


西川省三、高海幸夫


摘要

 飼料用大麦の夏まき年内どり栽培試験を、品種、播種期、播種量、窒素施肥量、窒素の分施について生育.収量との関係から検討するため、1976年に実施した。

 

  • オオムギ品種西海皮24号はカワサイゴクより、穂数、千粒重、細麦歩合などの点で勝り、収量も多かった。

 

  • 8月25日播きは31日播きよりも登熟が良好で収量も多かった。

 

  • m当たり250粒まきは400粒まきと比較して、収量その他の形質とも大差を示さなかった。

 

  • 窒素施用量a当たり2kgは1kgに対して穂数が多く、子実収量も勝った。

 

  • 窒素の分施効果が大きく、穂数を増し予実収量も多かった。

 

  • 千粒重の増加は、登熟初期(出穂後15−20日)の低温(10度C未満)によって緩慢になる。したがって、登熟には出穂後の259間は日平均気温10度C以上が必要である。
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