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島根県農業試験場研究報告第12号(1974年12月)p11-20

実肥を中心とした晩期追肥が水稲の生育、収量におよぼす影響

 


 


村上英行、古山光夫


摘要

 晩期追肥、特に実肥について水稲の生育.収量および二、三の米質におよぼす影響について試験を実施し、その結果は以下のとおりである。

 

  • 実肥施用による玄米重の増加は、本試験では一1から3%であり、増収の幅は小さく3%程度までであった。

 

  • 穂肥無施用の場合には実肥によって粒厚が増大する傾向であったが、穂肥を施用した場合には、実肥が粒厚その他におよぼす影響はみられなかった。なお実肥施用により玄米の窒素含量は増大した。また、実肥によって着色米が増加する場合があり、この点については今後の検討が必要である。
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