日本人が亡くなる原因として最も多いのは、がんによるものですが、がんの中でも肝がんは５番目に死亡数が多くなっています。そして、肝がんの多くが肝炎ウイルスの感染によるものです。

　しかし、肝炎ウイルスに感染していても、ほとんど自覚症状がありません。気づかないうちに、慢性肝炎になり、そのまま放置していると、肝硬変や肝がんに進行することがあります。

　健康診断の肝機能検査や症状の有無だけでは、肝炎ウイルスに感染しているかどうか判断できません。

　肝炎検査を受けたことがない方は、早期発見・早期治療をするために血液検査を受けることをお勧めします。

　心配に思うことがある方や検査をご希望される方は、下記相談窓口までご相談ください。

　なお、肝炎検査は匿名での対応も可能としていますが、検査準備の関係上、事前に予約が必要ですので、検査をご希望の方は、まずはお電話をお願いします。

　保健所で採血を行います。採取した血液を本土の検査機関に送って検査を行うため、およそ１週間後に保健所に来ていただき、検査結果（陰性・陽性）をお知らせします。

　肝炎に関する相談や検査の予約は、平日午前8時30分から午後5時まで随時電話で受け付けています。ただし検査は必ず事前に予約が必要です。

　なお、相談・検査ともに匿名で対応することもできます（相談・検査予約の時に氏名を名乗らないことも可能です）。

無料

【島後】隠岐支庁隠岐保健所地域健康推進課

　TEL：08512-2-9710

【島前】隠岐支庁隠岐保健所島前保健環境課

　TEL：08514-7-8121