年末年始は休診の医療機関が多く、救急外来も混雑しやすい時期です。薬の残りや相談先を早めに確認し、迷ったときは電話相談・休日診療を活用しましょう。

　強い症状（胸痛、呼吸困難、意識障害など）がある場合は、ためらわず救急要請をご検討ください。

受診の前に、まず確認したいこと（事前の備え）

• お薬の残り：年末までに不足しそうな場合は、早めの受診・相談を検討しましょう
• 診察券・保険証（マイナ保険証）・お薬手帳：ひとまとめにしておくと安心です
• 体温計・血圧計：ある場合は、普段の値を把握しておくと受診時の説明に役立ちます
• 持病がある方：悪化のサイン（息苦しさ、むくみ、胸の痛み等）を家族とも共有しておきましょう

救急外来の適正利用にご協力ください

　年末年始は救急外来が混み合い、重症の方への対応が優先されます。
軽症と思われる場合は、電話相談や休日当番医の利用をご検討いただき、必要な方が必要なタイミングで医療につながるよう、ご理解とご協力をお願いします。

　次のような症状がある場合は、救急外来の受診や救急要請（119）を検討してください。

• 強い胸の痛み、息苦しさ、呼吸が苦しい

• 意識がもうろう、呼びかけへの反応が弱い

• ろれつが回らない、急な麻痺・しびれ、激しい頭痛

• けいれんが続く、強い腹痛、吐血・下血

• 高熱が続き、水分がとれない／尿が出ないなど

　上記は目安です。不安が強い場合は早めに相談してください。

更新日：令和7（2025）年12月22日

　松江市医師会および安来市医師会から提供いただいた情報をもとに、

　年末年始（令和7年12月27日～令和8年1月4日）の医療機関（医院やクリニック）の 診療予定を 掲載しています。

　掲載内容は現時点（令和7年12月22日時点）の情報のため、変更になる可能性もあります。

　受診の際は、事前に医療機関へ電話等でご確認ください。

• 松江市内医療機関の診療予定一覧（PDF）
• 安来市内医療機関の診療予定一覧（PDF）

〇まずは、『かかりつけ医』や『＃８０００』に相談しましょう

 

〇体調が悪いときは・・・

 

１．「かかりつけ医」に相談します

　 また、15歳未満のこどもの急な病気に、どのように対処したらよいか、「＃８０００」で相談できます

　

　かかりつけ医とは

　・私たちや家族にとって、いろいろな問題について気軽に相談できる身近な医師です。

　・「今かかっている病気」「これまでにかかった病気」「何の薬を飲んでいるか」など、普段から相談していると、いざという時に適切な判断を下し、最適な診療を行ってくれます。

　・また、症状に応じて総合病院に紹介してくれますので安心です。

 

　「＃８０００」とは

　・休日・夜間の急なこどもの病気にどう対処したらよいのか、などについて電話で相談できるサービスです。

　・平日は夜間から明朝まで、土日祝日及び年末年始は24時間、電話相談を受け付けています。

　・相談事業者の窓口に転送され、小児科医師・看護師・保健師及び助産師から症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスが受けられます。

　・利用できる時間

　平日： 19:00から翌朝9:00まで

　土日祝日：9:00から翌朝9:00まで（12月29日から１月３日までを含む）

 

２．かかりつけ医が開いていない時は、近くの開業医を受診してください

 

 

３．「在宅当番医」や「休日診療所」もあります

 

松江市民の方

　松江市 休日救急診療室

　・中学生以上を対象に、日祝日や年末年始に松江記念病院にて診療を行っています。

　・受診を希望される方は、松江記念病院（電話：0852-27-8111）へ電話の上、受診してください。

 

　松江市立病院 救急外来には、次の時間帯に小児科医が待機しています。

　・平日の17時30分から21時まで

　・土曜日、日曜日、祝日の10時から17時まで

 

安来市民の方

　・安来市医師会のご協力により休日診療（当番医制）を行っています。 受診前に必ず当番医療機関へ電話連絡してください。

　・当番医療機関の診療時間：9時から12時、13時から17時

　・上記以外の時間帯は、安来市立病院または安来第一病院にご相談下さい

 

 

４．入院や専門治療が必要な場合に総合病院を受診しましょう

 

 

 

入院機能を担う以下の病院を「 救急告示病院 」に認定しています。

　

　〇松江赤十字病院

　〇松江市立病院

　〇松江生協病院

　〇地域医療機能推進機構玉造病院

　 〇松江記念病院

　〇安来市立病院

　〇安来第一病院

松江圏域を含む島根県東部における救命救急センター

　松江赤十字病院（救命救急センター）

 

全県を担う広域的な救命救急センター

〇「三次救急医療機関」の松江赤十字病院ではいつでも重症救急患者を受け入れられるよう、常に一定数の空床を確保しておく必要があります。

 

〇松江圏域の「救急医療体制」を守るため、以下２点について松江市及び安来市の皆様のご理解・ご協力をお願いします。

 

　（１）急を要さない症状の場合

年末年始は、多くの医療機関が休診となり、受診できる場所が限られます。
そのため、救急外来や電話相談窓口に問い合わせが集中し、例年混雑しやすい時期です。

「この症状で受診した方がいい？」
「いつもの薬が足りなくなりそう」
「発熱したけれど、どこに相談すればいいか分からない」
そんなときに慌てないよう、事前の準備と相談先の確認をお願いします。