子どもの心の相談について
子どもの育ちの過程では、発達障がい、不登校、家庭問題、被災など子どもの心に関わる問題が生じることがあります。
島根県では、様々な子どもの心の問題、被虐待児の心のケアや発達障がいに対応するため、子どもの心の診療ネットワーク事業を実施しています。
島根県立こころの医療センターを中核病院、島根大学医学部附属病院子どものこころ診療部を協力病院として、各圏域において医療・保健・福祉・教育等のさまざまな関係機関の連携強化と支援力の向上を図ることで、子どもの心の健康をサポートしています。
子どもの心の問題が心配なときは、まず最初はお子さんが通われている保育園・幼稚園や学校の担任または養護教諭、かかりつけの医師に相談してみましょう。
また、県内には以下のような相談窓口などがあります。
教育
学習上の困難や不登校など、学校における困りごとについてはまずは学校に相談してみましょう。
学校には担任だけでなく、特別支援教育コーディネーターや養護教諭などの専門性をもった教員や、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門家が配置されており、子どもや家庭の状況に応じて学校全体で支援を行います。
また、学校外でも下記のような相談窓口があります。
○就学相談、教育相談の場
子どもたち一人一人の障がいによる学習上または生活上の困難を改善するため、随時保護者の方からの相談に応じる窓口です。
○不登校・いじめについての相談窓口
来所相談だけでなく、電話相談やSNS相談も実施しています。
不登校の親の会、教育支援センター、民間のフリースクールについても掲載しています。
保健
○保健所
保健所は地域住民の健康を守る目的で設置されており、地域精神保健業務の中心的な機関です。
専門医や心理士等による子どもの心の健康相談の実施、圏域内の相談機関についての情報提供などを行っています。
詳細については各保健所にお問い合わせ下さい。
【県内保健所一覧】
身体障がい、知的障がい、精神障がいの方々や市町村などからの相談と、その支援を行っています。
福祉
○児童相談所
児童福祉法に基づいて設置された県の機関で、18歳未満の児童・障がい・非行・不登校・虐待その他のさまざまな問題について相談に応じています。
○発達障害者支援センター
発達障がいに関する相談支援、医師定期相談、情報提供などを行っています。
【島根県東部発達障害者支援センターウィッシュ】(外部サイト)
医療
○かかりつけ医
まずは日頃かかっているかかりつけ医に相談しましょう。生活習慣のこと、学校のこと、身体のことなど、具体的な助言を得られます。
また、必要な場合には専門医療機関等への紹介についても相談でできます。
○島根県医療機関機能情報システム
県内の医療機関を地域、診療内容、専門領域などから検索できます。
(例)発達障がいの診療に対応する医療機関の検索方法
医療機能から探す⇒対応することができる疾患・治療内容「精神科・神経科」⇒「発達障害」
お問い合わせ先
障がい福祉課
・計画推進係(障がい者差別解消、特別児童扶養手当、
心身障害者扶養共済制度、思いやり駐車場など)0852-22-6526
・サービス育成係(サービス従事者育成、施設整備など)0852-22-6898
・指導給付係(障害福祉サービスの指定、障害者虐待防止など)0852-22-5239
・自立支援医療係(精神保健、自立支援医療(精神通院医療)、自死対策など)0852-22-6321
・療育・相談支援係(療育支援、相談支援、発達障がい者支援など)0852-22-6527
・地域生活支援スタッフ(工賃向上、障がい者就労支援、農福連携など)0852-22-6690
Fax:0852-22-6687
E-mail syougai@pref.shimane.lg.jp