身の回りの製品で起きている重大な事故は、年間1,000件を超えています。

中には、リコール製品を原因とする事故もあります。

●リコール製品の火災で犠牲者がでたこともあります

身の回りの製品で起きている重大な事故は平成２４年度で1,000件を超えています。

昨年２月には、長崎市のグループホームで火災事故が発生し、５人の犠牲者が出ました。この火災はTDK株式会社が平成１１年から回収を行っていた加湿器が火元とされています。

●電気洗濯乾燥機の新規リコール

昨年１２月にも東芝ホームアプライアンス株式会社が輸入した電気洗濯乾燥機を火元と考えられる火災が発生し、２名が負傷しました。この事故を受けて、同社は再発防止を図るため今月から当該製品を含む３０機種（東芝ブランド２９機種、無印良品ブランド１機種）のリコール（無償点検・修理）を行っています。

連絡窓口電話番号０１２０ー０５６ー０３５

ホームページによる案内http://www.toshiba.co.jp/tha/

経済産業省と消費者庁は、この事故について火災が発生していることから、消費者に重い危害が生じるおそれがある「重大製品事故」に当たるとして消費者に点検修理を受けるよう注意喚起をしています。

●リコール情報サイト

リコール情報は、その都度当該メーカーが新聞やホームページなどで公表していますが、たくさんのリコール情報を把握することは困難です。

リコール製品について、消費者庁のホームページ「リコール情報サイト」で見ることができますので、活用をお勧めします。

リコール情報サイトhttp://www.recall.go.jp/

消費者庁は、そのホームページで、特にフォローすべきリコール製品として３１製品を公表していますので、それも確認できます。

インターネットがご利用できない場合には、お住まいの役場の消費生活相談窓口又は県消費者センターにお尋ねください。