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ミニトマト”アンジェレ”

平成29720日(木)天気晴れ

 

昨日、平年より2日早い梅雨明け宣言がありました。

今年も全国各地でゲリラ豪雨や降雹被害のニュースがありましたが、

センターのある飯南町では時々、強いにわか雨が降った程度で試験圃場に被害

が出るような大雨に見舞われることはなく、一安心です。

 

さて、512()のコラムでミニトマト“アンジェレ”の定植作業の様子を

お知らせしました。それから2ヶ月余りが経ってしまいましたが、約2週間前から

実が赤く染まり、収穫作業が始まっています。

 

“アンジェレ”ってなんだか洒落た名前ですよね!

 

写真1赤く実ったアンジェレ 

 

アンジェレは、果実がやや小ぶりで糖度が高く、また、へたなしバラ出荷が可能です。

従って、収穫作業が省力化できることに加え、契約販売単価も高いことからセンターでは

中山間地域での夏秋作型の栽培技術確立に向けて、試験栽培を行っています。

 

今日は、私も8時半から10時までの1時間半、収穫作業をお手伝いしました。

いくら冷涼な飯南町とはいえ、この時期のハウス内はすでに33℃を超え、熱中症に要注意状態です。

 

写真2収穫作業の様子 |写真3温度表示33.1度

 

ルビー色に染まった実を一つ一つ手で摘み取っていく単純な作業ですが、地面に近い高さでの

低姿勢での作業で、また、畝と畝の間が狭く、動きも取りづらかったため、想像した以上に身に

堪えました。実際の栽培ではこのような収穫作業を考えた定植の工夫が必要ではないかと素人ながらに

感じました。

 

写真4収穫したカゴいっぱいのアンジェレ

 

何はともあれ、たくさん汗をかいた後にほおばったアンジェレの甘さは格別のものでした。

近い将来、県内でもアンジェレが一般的にスーパーの店頭に並ぶことをご期待ください。

 

☆★☆所長嶋田☆★☆

 

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