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感想文をいただきました♪

平成27年2月5日(木)天気雪のアイコン画像

 

 

 節分のころには雪が降ると言いますが、本当に降りましたね。

センターのある飯南町の今朝の積雪は10cmくらいでしょうか。

水分の多い、車のタイヤもスリップしやすい雪質です。

 

(写真)今日のセンター(写真)事務室屋根下の雪

 

さて、嬉しいことに12月までインターンシップ研修にいらしていた、京都大学の宮崎さんより感想文が

届きました!

 


 

島根県中山間地域研究センターでのインターン研修を終えて

 

 私のインターン研修の目的は大きく分けて二つありました。ひとつは中山間地域という環境とそこに暮らす

人々の生活について理解すること、もうひとつは地域の方々が主体となって行う地域づくり活動の現場を知る

ことです。私は大学院で農村計画学を専攻しており、農村地域の実情に即した研究を行いたいと思っていたの

で、まずは現場を見ることから始めようと考えました。

今、三か月間のインターンを終え、当初の目的は達成できたと感じています。

 

 インターン期間中は中山間センターのさまざまな業務に関わらせていただきました。

例えば、中山間センターのスタッフの方に同行させていただき、地域で行われる会議等に出席する機会が何度

もありました。この経験を通して、私は地域運営組織の話し合いの様子や地域の課題を具体的に知ることがで

きました。また、こうした業務に関わる中で自分がインターン研修以前より成長できたと感じる部分もありま

す。それは人に意見を言うことに対する抵抗がなくなったことです。地域を訪れるたび、行政機関の方々や地

域住民の方々から「島根の中山間地域に来てみてどう思う?」「今日の会議でどんなことを感じた?」と意見

を求められることがよくありました。そして毎日のように意見交換を繰り返すうち、以前よりも自分の考えを

言葉にすることが自然にできるようになりました。

 

 さらに、インターン研修中は自分自身の研究活動にも取り組みました。具体的には「地域づくり活動への多

様な主体の参画」をテーマに、地域住民の方々へのインタビューを通して、一般の方々が地域での活動参加に

至った経緯を分析しました。どの地域の方々も快く調査に協力してくださり、限られた時間での調査にもかか

わらず、今後の研究につながるような貴重なデータを得ることができました。何よりも地域の方々が「いくら

でも協力するから」「どんな研究結果が出たか教えてほしい」と言葉をかけてくださるのが嬉しかったです。

研修中に地域の方々からいただいた応援の言葉は、研究室に戻った今でも私を後押ししてくれています。

今後はこうした応援に応えるべく、現場での経験を活かして研究活動に取り組んでいきたいです。

 

 最後になりますが、三か月間のインターン研修では多くの方々にお世話になりました。

中山間地域研究センターをはじめとする行政機関の皆さまや、いつも温かく迎えてくださった地域住民の方々

に心から感謝の言葉を申し上げます。

 

本当にありがとうございました。


 

研修を終え、帰って落ち着いてからでいいので、インターン研修の感想をいただきたいと

ずうずうしくお願いしていました。

 

宮崎さん、お忙しい中、感想文を送っていただき、本当にありがとうございました。

今後のご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

◇◆◇情報コーディネーターわたなべ◇◆◇

 

 

 

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中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp