毒きのこには、くれぐれもご注意を!
令和3年10月12日(火)曇り時々小雨
コロナ過の過ごし方として、3密を避けられるアウトドアへ目を向けられる方が多くなったようです。
「山採り」とか、「天然」とか、こだわり食材をゲットするのも楽しみの一つでしょう。
秋には沢山のきのこが生えていますので、気にして歩けば簡単に見つかると思います。
そこで気を付けたいのはきのこ中毒です。
次のような判断の仕方は危険です。
「爺さんが採ってきて、何回か食べたことのあるきのこと同じ」
「毎年この頃、この辺りに生える、この色のきのこ、と教えてもらった」
きのこ狩りをされた人から聞いて、驚かされることがあります。
「食べられるか、毒かは、見た感じで分かる」
「これまで何種類も食べて何ともなかったので、自分は体質的に大丈夫」
古くからの言い伝えも、まったく信用できません。
「縦に裂けるきのこは食べられる」
「ナスと一緒に煮ると毒消しになる」
どちらが食べられるか分かりますか?
|
左が食用の「ハタケシメジ」、右は「クサウラベニタケ」という毒きのこです。
見分け方を書くと、説明不足が間違いのもとになると困るので止めておきます。
当センターではきのこ鑑定を受け付けていますのでご利用下さい(無料)。
また、当センターHPに毒きのこ情報や写真を掲載していますので、是非ご覧ください。
***きのこ・特用林産科***
|前回のコラム|
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp