• 背景色 
  • 文字サイズ 

実りの秋

令和元年1017日(木)晴れ

 

枝葉をお茶原料などに利用するクロモジ。

いつでも収穫できますが、枝葉がある程度伸びきった初夏から、黄葉しはじめる晩秋までが適期です。

 

10月に入り、センターの畑で栽培しているクロモジも少し遅めの収穫です。

クロモジの枝葉は乾燥させて保管・利用します。

日干しにせず、風通しの良い屋内で陰干しすると、葉が枯葉のように茶色にならず、淡い緑色に仕上がります。

 

農業ハウス内に日除けシートを設置して作った即席の乾燥場に、天井からぶら下げて干しています。

 

クロモジの枝。農業ハウス内に日よけシートを設置して作った即席の乾燥場に天井からぶら下げて干しています。

 

果実を食用やお茶原料として利用するクコは、9月頃から次々に花が咲き、

11月末頃まで収穫できますが、最盛期は10月です。

 

センターの畑でも実りの秋を迎えています。

 

クコの写真。

 

ところで、毎週月曜、よる854分から放送されているTSK山陰中央テレビの「なるほど!吉田くんのしまねゼミ」で、

来週1021日(月)は「暮らしを守る!~中山間地域研究センター~」と題し、

地域組織の在り方や鳥獣対策などの研究に取り組んでいるセンターの様子が紹介される予定です。

 

中山間地域の暮らしの中でも栽培に取り組みやすいクロモジやクコ、

和紙原料のコウゾなど特用樹の試験栽培の様子についても紹介される予定ですので、ぜひご覧ください。

 

以上、番宣でした(笑)。

 

***きのこ・特用林産科***

 

前回のコラム

 


お問い合わせ先

中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp