田畑修一郎
(本名田畑修蔵/1903〜1943)作家
那賀郡益田町(現益田市)に生まれる。少年時代、銀行家の父が自殺したため、旅館や料亭を営む田畑キクの養子になる。浜田中学校卒業後、早稲田大学英文科に進んだが、中退する。学生時代から、宇野浩二に師事し、後に火野葦平らと同人誌『街』を創刊する。昭和7年に自伝的創作『鳥羽家の子供』を発表し、芥川賞を中山義秀の『厚物咲』と争う。自己凝視に優れた作風で、将来を嘱望されたが、北陸に取材旅行中に志半ばにして倒れた。
『医師高間房一』『郷愁』『さかだち』『学校』『出雲石見』
益田川(益田市)
修一郎が育った旧家「紫明楼」の裏手を流れる益田川は『鳥羽家の子供』の舞台となった。
益田市立歴史民俗資料館(益田市)
『出雲石見』の執筆原稿(自筆)や初版本など貴重な資料が展示。建物は大正10年美濃郡役所として建てられ、当時の面影を今に伝える。徳川夢声関係の資料もあり、自筆のラジオ原稿などが展示されている。
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