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造山古墳群・大成古墳

国指定史跡(1936年指定、1999年追加指定、改称。)

指定名称「荒島古墳群」

所在地:島根県安来市荒島町2044外

周辺地図(外部リンク)

 荒島駅近くのJR線南側の丘陵上には、古墳時代前期の4世紀頃に大成古墳、造山1号墳、造山3号墳などの大型方墳が次々と築かれました。

 いずれの古墳も石を積み上げて木棺の周りを囲んだ長大な竪穴式石室を埋葬施設としており、石室内には銅鏡や玉類、大刀などが副葬されていました。

 後の6世紀になると発掘調査により多数の埴輪が出土した全長50mの前方後方墳(造山2号墳)が造られるなど、この地域一帯は古墳時代を通じて地域を治める豪族の墓地であったことがわかります。

 

古代出雲王陵の丘

 安来市荒島地区、久白地区、西赤江地区の一帯には、弥生時代末から古墳時代終末までの出雲を代表する特徴的な墳墓が多数集中しており、弥生時代から古墳時代の墓の変遷を知ることができる貴重な地域であることから、このうち代表的な造山古墳群、大成古墳、塩津山古墳群、仲仙寺古墳群の4つの遺跡が「古代出雲王陵の丘」として整備・公開されています。

 

造山2号墳外観写真

造山2号墳

安来市教育委員会提供

 

造山2号墳埴輪

造山2号墳出土埴輪

安来市教育委員会提供

 

大成古墳竪穴式石室写真

大成古墳竪穴式石室検出状況

安来市教育委員会提供

 

石室写真

大成古墳竪穴式石室

安来市教育委員会提供

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外面に縄掛突起をもつ大型の石棺式石室

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史跡から出土した遺物等が展示されています

安来市立歴史資料館(外部リンク)

安来市の古墳、遺跡からの出土品など、古代から近世の歴史に関わる資料を展示しています。


お問い合わせ先

文化財課

島根県教育庁文化財課
〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
TEL 0852-22-5880 FAX 0852-22-5794 
E-mail : bunkazai@pref.shimane.lg.jp

・文化財愛護協会のお問い合わせは、
 TEL  0852-22-6725
    E-mail : shimanebunkaaigo@pref.shimane.lg.jp    

・銃砲刀剣に関するお問い合わせは、
 TEL  0852-22-6612
    E-mail : juhoutouken@pref.shimane.lg.jp