北原本郷遺跡

所在地:島根県雲南市木次町北原

 北原本郷遺跡は、船通山を発し宍道湖と中海を経て日本海に注ぐ斐伊川の中流に位置し、斐伊川左岸の河岸段丘上に営まれた遺跡です。縄文時代の土器や石器、弥生時代中期から古墳時代初頭の集落跡が確認されました。現在は尾原ダムのダム湖に沈んでいます。

遺跡全景

北原本郷遺跡(空中写真)

島根県教育庁埋蔵文化財調査センター提供

北原本郷遺跡の発掘調査

 尾原ダムの建設に伴い、2002年から2004年に発掘調査が行われ。弥生時代の遺構では、中期~後期の竪穴建物が10棟確認されました。氾濫原であっても川に面した便利の良い場所に居住していたことがうかがえます。建物のうち1棟は建築材が燃え落ちた状態で見つかりました。

北原本郷遺跡焼失住居

建築材が燃え落ちた状態の竪穴建物

島根県教育庁埋蔵文化財調査センター提供

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