都市公園島根県立万葉公園
整備方針
- みんなが安心して利用できる公園
- 万葉植物を中心に四季折々の花が咲く公園
- 多様なイベントにも対応できる広場の創造
万葉公園の概要
現存する最古の歌集『万葉集』に詠まれている歌の約1割が、8世紀初頭に石見地方に住んでいたとされる歌聖柿本人麻呂の作品であるといわれています。このことから、万葉集ならびに柿本人麻呂は石見地方における古代文化の象徴とされてきました。
そのため、島根県では万葉のロマンをより広く世に伝え、また、石見神楽などの郷土芸能に接する知的レクリエーションの場として、柿本人麻呂ゆかりの地である益田市に万葉公園を整備することとしました。
この万葉公園は、県立蟠竜湖自然公園内に位置し、島根県においては、歴史・文化の継承および自然体験施設的性格をもった県内3番目の県立都市公園と位置づけられています。園内の万葉植物園には万葉の歌に登場する153種類もの植物が植栽され、その側には、それらを詠みこんだ歌が展示されており、万葉の歌と自然を鑑賞しながら散策を楽しむことができます。園内全域にわたって、人麻呂の詠んだ詩歌など多くの万葉の歌が展示してあり、人麻呂の生涯のひとときを過ごした石見地方の万葉文化に触れることができます。
また、園内では万葉まつりや万葉短歌大会などのイベントが行われるなど、この万葉公園を通じて、万葉の歴史や文化の継承が今も絶えることなく続けられています。
整備箇所
[1]子供から大人まで楽しめるエリア
◆こどもの広場リニューアルオープン!(平成24年10月5日)
遊具の老朽化に伴い平成22年度より改修が行われました。
種類の複合遊具、健康遊具など、子供から大人まで楽しめる広場にリニューアルいたしました。
◆オートキャンプ場(平成14年開園)
14のサイト(うち2サイトは常設テント)を設けており、初めての方でも快適にキャンプを体験することができます。
キャンプ用品のレンタルも行っております。詳しくは万葉公園管理センターにお問い合わせください。
(↓のHPにも詳しい情報が記載されています。)
◆太陽の広場(平成13年開園)
広大な芝生の上で遊んだり、スポーツを楽しんだり、さまざまな使い方のできる広場です。
広場南側にあるグランドゴルフ場は、どなたでもご利用いただけます。
[2]万葉文化に親しむことのできるエリア
◆人麻呂展望広場(平成17年開園)
万葉集に収められている人麻呂の歌や島根県にゆかりのある歌の歌碑が建てられています。
万葉の花や美しい景色を楽しみながら、ゆったりと人麻呂の歌心にふれることができます。
◆万葉植物園(昭和57年開園)
万葉集に詠まれた植物を、歌を紹介する歌板とともに、多数紹介しており、気軽に万葉歌に親しむことができます。
みなさまに安全に散策していただけるよう、平成23年度より周辺の園路の柵を新しくしております。
[3]自然を活かした、学習の場となるエリア
◆ふれあいの牧(平成16年供用開始)
蟠竜湖市民の森へ続く遊歩道は、自然に囲まれ、おいしい空気を満喫することができます。
植物や昆虫との出会いやふれあいがあります。
公園位置図
お問い合わせ先
益田県土整備事務所
〒698-0007 島根県益田市昭和町13-1(益田合同庁舎4階) 電話 0856-31-9633 FAX 0856-31-9701 メール masuda-kendo@pref.shimane.lg.jp