(主)出雲三刀屋線(伊萱工区)令和3年3月全線完成
主要地方道出雲三刀屋線は、出雲市大津町の国道184号から雲南市三刀屋町の国道54号に至る延長15.7kmの道路で、雲南市と出雲市を結ぶ骨格幹線道路です。このうち雲南県土整備事務所管内において未改良となっていた出雲市境から2,680mの区間について、平成9年度より伊萱工区として整備を進めてきました。平成21年度までに南側の1,700mを供用し、その後寺谷川の付替えや樋門工事等を進め、平成30年度には480mを供用し、このたび残る500m区間の工事が完了し、出雲市境までの全線が完成しました。
完成まで20年以上の期間を要し、この間、大規模切土計画から河川付替計画への変更などもありましたが、多くの方々のご協力により完成を迎えることができました。
この完成により、第一次緊急輸送道路としての機能強化、高次救急医療施設へのアクセス向上、バス路線の運行環境改善、安全安心な歩行空間の創出など、沿線地域の安全・安心や地域活性化に大きく寄与するものと期待されます。
完成状況(令和3年3月撮影)
《事業概要》
箇所:雲南市三刀屋町伊萱地内
延長:L=2,680m
期間:平成9年度~令和2年度(24年)
総事業費:約36億円
道路規格:第3種第2級設計速度60km/h
幅員構成:車道3.25m×2車線、歩道3.5m(片側)
工事内容:盛土工25万m3、舗装工4.2万m2、寺谷川樋門1式
《位置図・航空写真》
お問い合わせ先
雲南県土整備事務所
【お問合せ】雲南県土整備事務所 総務課 TEL:0854-42-9587