国道４８５号（西ノ島町役場から日の出トンネル交差点区間）において、安全・安心で快適な歩行空間を確保する目的で歩車共存道路の整備を実施していましたが、平成２７年８月末に完成しました。

　生活道路における通過交通の排除など、快適な生活環境の創造をもたらすことを目的とし、自動車の速度を抑制する処置を講じ、交通事故を防止し、歩行者にとって安全かつ安心な通行空間とした道路です。

　歩行者・自転車・自動車の通行空間が物理的に分離させていません。

完成写真１（左）と道路横断面図（右）

完成写真２

　整備個所は、海側に２車線の臨港道路が整備されていることにより、通過交通が排除された１車線道路となっています。

　また、住宅密集地や公共施設、商店を通る状況にあり、沿道住民にとって、買い物、通学、散歩など様々な目的に使われている道路空間です。

　このため、車道部分と歩道部分を色分けし、車道部分の幅を2.5ｍに統一し、残りの路肩部分は歩道にしました。

　カラー舗装により、表面がすべりにくく、車道幅を狭くする色分けによって、歩行者に優しい道路になりました。

　西ノ島町役場から西側（県道国賀海岸線）に向けて、引き続き歩車共存道路整備を進めることとしています。