事業概要
新大橋、鍛冶橋の架け替え等に関連する道路については平成28年3月29日に都市計画決定し、平成28年度より事業化しました。ここでは、全体における事業概要、各工区における事業目的について説明します。
1.事業概要
新大橋は、市街地の多くの交通を担う内側環状道路に位置し、松江市の南北を結ぶ重要な橋梁です。1日に約2万台の車が行き交うほか、多くの歩行者や自転車が利用し、特に通学や通勤の時間帯には歩行者や自転車で溢れ、危険な状態です。また、建設からすでに80年以上が経過し、現在の耐震基準を満足していません。そのため、歩行者や自転車の安全性向上と災害時の緊急輸送等を考慮した耐震化などを目的とし、大橋川改修の護岸工事にあわせて架け替えることとしました。新大橋の架け替えにあたっては、安全性・走行性、沿道への影響や工事中の影響に配慮し、大橋川の水辺づくりと調和を図り、「第3代新大橋」※が皆様に親しまれる橋になるよう検討していきます。また、同様に耐震化が必要な鍛冶橋を架け替えるとともに交差点を改良し、国道431号では歩道の整備を行います。
※初代新大橋、第2代新大橋の情報はこちらです。
写真松江大橋より望む新大橋の全景
2.各工区における事業目的
新大橋工区、鍛冶橋工区、国道431号工区の3工区に分け説明を行います。
図新大橋・鍛冶橋架け替え等事業の工区割り
写真松江赤十字病院方向からの各工区
新大橋工区
・緊急輸送道路であるため、耐震基準を満足する橋へと架け替えます。
・歩行者と自転車の安全を確保するため、歩道幅を拡げ自転車専用通行帯を設置します。
※緊急輸送道路とは、災害などの緊急時に物資輸送等を担う道路です。
図道路幅員
写真大橋川南岸上流部より新大橋を望む写真写真朝の通勤・通学時間帯の新大橋の混雑状況
鍛冶橋工区
・緊急輸送道路であるため、耐震基準を満足する橋へと架け替えます。
・車が安全に通行出来るよう、交差点を改良します。
※緊急輸送道路とは、災害などの緊急時に物資輸送等を担う道路です。
図鍛冶橋架け替えによる交差点改良(左:現状右:整備後)
写真京橋川南岸上流側より鍛冶橋の全景を写した写真写真鍛冶橋工区の全景を鍛冶橋橋梁上より撮影
国道431号(母衣町から南田町)工区
・歩行者の安全と渋滞緩和を目指し、歩道と右折レーンを設置します。
・車が安全に通行出来るよう、交差点を改良します。
図歩道整備(左:現状右:整備後)
図鍛冶橋架け替えによる交差点改良(左:現状右:整備後)
写真国道431号工区東進方向の右折車による渋滞状況写真国道431号工区の歩道整備予定区間
リンクページ
お問い合わせ先
松江県土整備事務所
〒690-0011 松江市東津田町1741番地1 島根県松江合同庁舎 電話(0852)32-5719 ファックス(0852)32-5763 E-mail:matsue-kendo@pref.shimane.lg.jp