落石対策(段階施工)
県央県土整備事務所で行った落石対策工の一部を紹介します。
着手前 | 着手後 | 説明 |
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国道261号で、落石の実績がある箇所で、落石対策として方塊ブロックを設置していました。 (方塊ブロックの背面に落石が写っています。) この現場で採用した対策工法は、擁壁基礎を設置する必要がないため床掘の影響や用地の制約もなく、道路交通にも影響の少ない鋼管型落石防護柵工としました。 落石防護柵工は、落石対策のうち、発生した落石を待ち受けて捕捉する、落石防護工に分類されます。 |
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この現場では、工事完了後に落石がありましたが、落石防護柵が落石を捕捉し、被害を防ぐことができました。 |
着手前 | 着手後 | 説明 |
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大田市方面から川本町中心部への玄関口となる川本東大橋江の川左岸側。 斜面には、不安定な石が多く、大規模な落石対策工を実施しました。 対策工法としては、落石防護柵工、ポケット式落石防護網工、法枠工、ロープ伏工、ロープ掛工、岩接着工など、不安定岩塊の状況に合わせ多くの対策工を施し、安全を確保することができました。 |
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(主)仁摩邑南線起点側。 着手前は、斜面に木が茂り、道路沿いには落石対策の簡易バリケードを設置していました。 立木を伐採し、斜面を法枠工で安定させ、上部からの落石に対して、ポケット式落石防護網工を施工しています。 簡易バリケードもなくなり、車道幅員も広がり、全体的に明るく、見た目にも安心感が増しました。 |
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岩接着工 また、自然に近い見栄えとなり、施工した跡が目立たないため、景勝地や国立公園内などでも採用されています。 |
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ロープ伏工 発生源における落石対策工の一つで、落石を発生させない、落石予防工に分類されます。 斜面に点在する不安定な浮石などを、格子状に組んだロープでまとめて押さえ込み、安定を図る工法です。 立木等の伐採を最小限にすることが可能で、自然な景観を損なうことなく施工できます。 |
着手前 | 着手後 | 説明 |
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国道375号は、広島県三次市と島根県大田市を結ぶ重要な路線です。 この付近の斜面には、不安定化した浮石や転石が多く、広い範囲の落石対策工を施工しました。 この現場で採用した対策工法は、落石防護網工、ポケット式落石防護網工。 落石防護網工は、落石対策工のうち、発生した落石を待ち受けて捕捉する、落石防護工に分類されます。 |
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落石の実績がある箇所で、落石対策としてバリケード+合板を設置していました。 この現場で採用した対策工法は、ポケット式落石防護網工。 落石防護網工は、落石対策工のうち、発生した落石を待ち受けて捕捉する、落石防護工に分類されます。 |
着手前 | 着手後 | 説明 |
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この現場で採用した対策工法は、擁壁基礎を設置する必要がないため床掘の影響や用地の制約もなく、道路交通にも影響の少ない鋼管型落石防護柵工としました。 落石防護柵工は、落石対策のうち、発生した落石を待ち受けて捕捉する、落石防護工に分類されます。 |
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この現場では、工事完了後に落石がありましたが、落石防護柵が落石を捕捉し、被害を防ぐことができました。 |
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島根県県央県土整備事務所 〒696-8510 島根県邑智郡川本町大字川本265-3 TEL 0855-72-9603 FAX 0855-72-9644 E-Mail keno-kendo@pref.shimane.lg.jp 島根県県央県土整備事務所 大田事業所 〒694-0064 島根県大田市大田町大田イ1-3 TEL 0854-84-9725 FAX 0854-84-9755 E-Mail oda-kendo@pref.shimane.lg.jp