第二浜田ダム定礎式を挙行しました
本体ダムのコンクリート打設が最盛期を迎えるにあたり、平成24年4月23日(月)に定礎式を挙行しました。
式典当日は前日までの強風で天候が心配されましたが、風も一段落し青空が広がるなか、国、県、市の関係者をはじめ、施工者や用地提供者等約200名の出席者のもと執り行いました。
式典に先立ち、施工者主催による神事が行われ工事の安全を祈願した後、続いて定礎式を行いました。
定礎式とは、ダムの永久堅固と安泰を祈願する行事のことで、第二浜田ダムにおいては、礎石を鎮定する場所で「清めの儀」を行った後、木遣り(きやり)歌に合わせて礎石を搬入し、「定礎の儀」を行いました。
この礎石は、高さ33cm、幅33cm、長さ50cmの大きさで、重さは150kgほどあり、御輿で16人が担ぎ運び入れました。
「定礎の儀」では、スコップでモルタルを入れ込み礎石を固める「鎮定(ちんてい)の儀」、礎石の周りを鏝(こて)でならす「斎鏝(いみごて)の儀」、木槌で礎石の隅を打ち据える「斎槌(いみづち)の儀」を関係者で行いました。
また、礎石の周りには三階小学校の6年生49名が願い事など好きな言葉を書いたメモリーストーンも敷並べました。このメモリーストーンは礎石とともに永遠に第二浜田ダムの中に残ることになります。
埋納の準備が整った後、担当者の合図によりケーブルクレーンとクローラダンプにより運び込まれたコンクリートを投入し、くす玉開披とともに礎石が無事埋納されました。
最後に投入されたコンクリートをバイブレーターで締固め、万歳三唱で定礎を祝い式典は終了しました。
現在、第二浜田ダム本体建設工事の進捗率は約40%です。
これからコンクリート打設は最盛期を迎えますが、完成に向け工事を着実に進めてまいります。
(左)神事(中)知事挨拶(右)礎石搬入
(左)定礎の儀[鎮定の儀](中)メモリーストーンの敷並べ(右)礎石とメモリーストーン
(左)コンクリート投入状況(中)くす玉開披(右)万歳三唱
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