洪水調節を行いました
台風18号と秋雨前線の影響で、御部ダムの上流では降り始めからの総雨量が
140ミリメートルの大雨が降りました。
このときには最大で134立方メートル毎秒の水が、御部ダムに流れ込んできましたが、
その際、42立方メートル毎秒の水をダムに溜めて、ダム下流での川の増水を緩和することができました。
これを洪水調節といいます。
このとき、下流にある三隅大橋では、1.92メートルの水位を記録していましたが、
計算では、御部ダムがなかった場合、2.07メートルまで水位が上昇していたと考えられます。
現在、ダムへ流れ込む水の量は、約40立方メートル毎秒、ダムの貯水位は標高約100メートルまで、
下がってきていますが、これまでの雨で増水した川は非常に危険ですので、近づかないようにしてください。
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