宍道湖北山県立自然公園西部地区
【概説】
この地区は、宍道湖の北側の一畑薬師を中心とする地区、西側の鰐淵寺及び出雲北山地区が含まれます。
いずれも見晴らしの良い場所であり、一畑薬師境内からは、宍道湖を眼下に東に大山西に三瓶山をはじめとする幾重もの中国山脈の山々が一望できます。
出雲北山からは、出雲・斐川平野に点在する築地松を見ることができます。
また、旅伏山から鼻高山を経て遥堪峠までの稜線沿いの歩道の一部は中国自然歩道ルートにもなっており、絶好のハイキングコースとして親しまれています。
一畑薬師 | 都武自神社 | ||||
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一畑薬師は、寛平6年(894年)赤浦海岸でこの地の漁師が発見した薬師如来を本尊として祭ったのが始まりとされる臨済宗の名刹。「目のお薬師様」として古くから信仰を集め、参拝客も多い。また、1,300段余りの石段も有名。 | 旅伏山に登る途中、およそ9合目にあるこの神社にはかれたことのない不思議な古井戸がある。「都武自」は「つむじ風」に由来するといわれている。 | ||||
一畑薬師石段 |
旅伏山眺望 | ||||
1,267段の石段。 この石段をコースに含む「一畑薬師マラソン大会」が毎年秋に行われる。 |
標高456メートルのこの山は、春の新緑から秋の紅葉まで楽しめ、頂上からは出雲平野、斐伊川を一望できる。家族連れやグループなどに親しまれている。康国寺近くの駐車場からの所要時間は約1時間。 | ||||
鰐淵寺 | 鼻高山眺望 | ||||
推古2年(594年)の開創と伝えられ、近辺随一といわれる見事な紅葉を誇る天台宗の古刹。かつて、修験道場として全国に名を馳せ、文化財の宝庫でもある。秋の紅葉まつりには多くの人でにぎわう。 | 標高546メートルのこの山は平田市と出雲市の境になっている。眼下に出雲平野を見渡せ、遠く三瓶山も見ることができる。周辺はホンシュウジカが生息する地域として有名。 | ||||
浮浪の滝 |
遥堪峠 | ||||
鰐淵寺の大慈橋から谷川沿いに500メートル程登った地点にある。滝口の岩窟に蔵王堂があり、15メートルの滝が落下している。修験の行場にふさわしい神秘的な雰囲気がある。 | 大社方面から鰐淵寺に向かう昔の参道の峠。およそ1町(約100メートル)ごとにお地蔵さんが立っている | ||||
旅伏山 | |||||
出雲北山の一つ、標高は456メートル。山頂の展望広場からは、築地松の点在する出雲平野、斐伊川、斐川平野、宍道湖、日本海などが眼下に広がり、遠くに三瓶山を望む。 |
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