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ふゆみずたんぼと白鳥

 紅葉も終わり、いよいよ季節は冬。これからは水鳥を観察する絶好のシーズンです。宍道湖・中海周辺にも多くの水鳥が渡ってきました。

 中でも目を引くのは白鳥でしょうか。白鳥にも何種類かあるのですが、山陰地方で多くみられるのはコハクチョウです。今回はいくつかの観察ポイントの中から安来市の宇賀荘をご紹介します。

 このポイントは、安来市内から主要地方道安来伯太日南線を伯太川に沿って約4km上流へ行ったところに広がる田んぼです。実はこの田んぼ、「ふゆみずたんぼ」といい、この地区の営農組合が「環境に配慮したお米づくり」をしようと取り組んでいるものなのです。秋に稲を刈り取った後に、田んぼに水を張ることにより雑草を押さえることができるため、除草剤などをあまり使わなくてすむのだそうです。

 このように水を張った田んぼに、今では毎年千羽以上の白鳥が訪れるようになりました。のどかな田園で優雅な白鳥をご覧ください。

 もちろん、白鳥を脅かさないよう観察マナーを守り、幹線道路の路上駐車は絶対にしないでください。また、田んぼ脇などに車を停められる際は、エンジンを切ってくださいね。

 

宇賀荘地区ふゆみずたんぼの位置

地図画像

 

  ふゆみずたんぼと白鳥   ふゆみずたんぼの遠景

ふゆみずたんぼと白鳥 ふゆみずたんぼ遠景

 

  餌をついばむ白鳥  餌場からふゆみずたんぼへ道を横断

餌をついばむ白鳥 道を歩いて渡る白鳥

 

 宇賀荘地区営農組合は平成14年3月に設立され、平成15年度から本格的な営農が始まりました。ふゆみずたんぼでは、除草剤を使わず有機質肥料の散布などによる水質浄化にも取り組まれています。

 収穫されたお米は、安来節に登場するドジョウと一緒に育った米として「どじょう米」のブランド名で販売され、「安全安心なお米」として消費者から好評です。

 

 平成18年10月に開催いたしました「宍道湖・中海ラムサール条約と賢明な利用を語る会」において、中海への水環境負荷を軽減することを目的とした「農業からの流出水対策」としてご発表いただきました。

「宍道湖・中海ラムサール条約と賢明な利用を語る会」

ラムサール条約とふゆみずたんぼ−ラムサール条約と農業振興について考える

 

りびえーる平成19年12月9日掲載


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