しまねの自然公園満喫プロジェクト
【三瓶山西の原】
【しまねの自然公園満喫プロジェクト】
平成28年、国立公園のブランド化を目指した「国立公園満喫プロジェクト」の全国8つのモデル公園の一つとして大山隠岐国立公園が選定されました。
これを契機に、島根県では、国内外の来訪者に自然を満喫いただき、繰り返し訪れてもらえる地域になるようしまねの自然公園満喫プロジェクト」の取組みを進めています。
訪れた方が、安全・安心で快適に滞在できる利用環境の整備や自然の魅力の情報発信を行っています。また、各地域では、多様な自然環境を活用した体験プログラムを提供しています。
○「大山隠岐国立公園満喫プロジェクト」についてはこちらをご覧ください
平成29年12月しまねの自然公園満喫プロジェクト推進事業の第1弾として「三瓶山周辺のトイレの改修工事」が完了しました。
「自然公園を活用した誘客促進補助金」について
この補助金は、県内にある国立公園、国定公園、県立自然公園、中国自然歩道への県内外からの誘客を促進する取組に支援することで、自然公園等の保全と活用を図ることを目的としています。
「しまねの自然の魅力」を紹介したPR映像を公開しています!!
島根県には、国立公園をはじめとした魅力ある豊かな自然が県内各地にあります。
その自然の魅力を国内外の多くの方にご覧いただき、島根県を訪れるきっかけとしていただけるよう「しまねの自然公園満喫プロジェクト」の一環として、PR映像を作成しました。
ドローンを駆使し、4Kカメラを用いて撮影したこの映像は、色鮮やかなしまねの自然を鮮明に映し出すとともに、自然が奏でる音の魅力、そして、その自然を体感できるアクティビティを紹介しています。是非、ご覧ください。
〇県内の自然公園の紹介映像
Feel_the_Nature_SHIMANE_島根(外部サイト)
島根県の国立公園
島根半島東部地域
〇五本松公園・地蔵崎園地
島根半島東端の地蔵崎には、世界歴史的灯台百選に選ばれた美しい美保関灯台が位置しており、日本海が一望できる灯台ビュッフェで食事が楽しめます。
地蔵崎から約2.8km西には、民謡「関乃五本松」の由来となる五本松公園があります。初夏には県下有数のツツジ公園として賑わっています。五本松公園から地蔵崎までは、遊歩道でつながっており、約1時間のウォーキングが楽しめます。
【地蔵崎】
【地蔵崎の遊歩道】
【五本松公園】
〇桂島・加賀の潜戸・多古鼻
島根半島北側の海岸線は、日本海の荒波で浸食されたリアス式の変化に富んだ地形となっています。
「桂島」は、磯と浜が広がり、海水浴場、キャンプ場、遊歩道が整備されています。
「加賀の潜戸(くけど)」は、加賀海岸にある新旧2つの大きな洞窟で、「多古の七ツ穴」とともに観光遊覧船で美しい景観を巡ることができます。
この特徴ある地形・地質を有する島根半島は、日本ジオパーク(島根半島・宍道湖中海ジオパーク)に認定されています。
【桂島海岸】
【加賀の潜戸】
【多古の七つ穴】
島根半島西部地域
〇大社・日御碕・鷺浦
島根半島の北西に位置する大社・日御碕・鷺浦地域は、出雲神話の舞台となる山陰の代表的な観光地です。
日御碕地区の日御碕神社は、国の重要文化財に指定されているとともに、日の本の夜を守る神社と伝えられており、古来から神幸神事(夕日の祭り)が執り行われています。この神代の時代から現代に至るまで誰をも魅了する夕日は、「日が沈む聖地出雲」として日本遺産に認定されています。
鷺浦地区は、美しい赤瓦の漁村の風景が残っており、日本らしさを感じる風情のある場所として外国人観光客に人気があります。
日御碕・鷺浦地域では漁船を利用したクルージングも行われており、島根半島・宍道湖中海ジオパークに認定された景観美あふれる海岸線を巡ることができます。
【日御碕神社】
【出雲日御碕灯台】
【日御碕の展望台】
【鷺浦地区】
三瓶山地域
〇三瓶山
標高1,126mの活火山「三瓶山」を中心に三瓶温泉、湯抱温泉などの天然温泉が公園区域内に多数あります。
約4,000年前の三瓶山の噴火により埋没した巨木群は「三瓶小豆原埋没林」として国の天然記念物に指定され、世界遺産「石見銀山」をはじめとする火山活動に由来の地域資源が日本遺産に認定されています。
火口である室の内の周囲に環状に連なる男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶、大平山、日影山の6つの峰があり、室の内に降りたり環状に縦走したりできます。
裾野の北の原、西の原、東の原には、牛の放牧地や草原が広がり、浮布池や姫逃池とともに特徴のある草原風景を作っています。
【三瓶山】
【浮布池】
【グランピング】
【三瓶小豆原埋没林】
隠岐地域
隠岐地域は、島根半島の沖合約40~80kmに浮かぶ島後(島)、西ノ島、知夫里島、中ノ島の4つの有人島の海岸線周辺と、島後の大満寺山系から成り、西ノ島、知夫里島、中ノ島とそれらの周辺の無人島は、群島として島前と呼ばれています。
隠岐諸島は、ユーラシア大陸の一部であった時代、湖底及び海底にあった時代、火山活動によって隆起した時代、島根半島と陸続きになった時代等を経て形成されたと考えられています。このような地質学的な成り立ちや、対馬暖流の影響により、隠岐諸島には南方系と北方系の植物が共存するなど、特有の生態系が形成されています。
文化的側面からは、遠流の島として後鳥羽上皇、後醍醐天皇ゆかりの地や、祭や神事、古典相撲や牛突き等の多様な文化が受け継がれています。学術的価値の高い地質学的な成り立ちや、北方系・南方系の植物が共存する独自の生態系、古代から続く人の営みとの3要素が総合的に評価され、隠岐諸島は2013年(平成25年)に世界ジオパーク(現:ユネスコ世界ジオパーク)に認定されました。
〇浄土ケ浦(隠岐の島町)
多数の島々が散在して一群の多島海を作っています。また、島と岩が異なった岩質であるため、多種多様な景観を呈しています。
〇国賀海岸(西ノ島町)
海面から257m垂直にそそり立つ「摩天崖(まてんがい)」や、波が作った岩の架け橋「通天橋」など西ノ島北西の延長7kmの海岸に隠岐を代表とする奇勝が続いています。
〇知夫の赤壁(知夫村)
知夫里島の西岸にある高さ約200mの断崖絶壁は、国賀摩天崖と並ぶ迫力満点の風景です。独特の赤色の岸壁は、夕日を受けると深紅に輝きます。
〇明屋海岸(海士町)
明屋海岸には、女神がお産をしたという神話が残されており、産屋の「たらい岩」と「屏風岩」が、海面に浮かんで見えます。夏期に絶好の海水浴場になり、町営のキャンプ場も開設されます。
【浄土ヶ浦】
【国賀海岸】
【赤壁】
【明屋海岸】
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)