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いわみのインフラ

高津川水系の河川インフラ

高津川(たかつがわ)

何度も清流日本一に選ばれている高津川。日本で唯一、支流を含めダムがない一級河川としても有名です。最上流部は河川争奪をうけ、水源が特定できる数少ない河川として知られています。

毎年6月には、水源(大蛇ヶ池)にて古くからの習わしに従って雨乞い神事が行われ、多くの観光客で賑わいます。

※河川争奪(かせんそうだつ)・・・河川の流域のある一部分を別の河川が奪う(自らの流域に組み入れる)地理的現象。

高津川.雨乞い神事

 

 

津和野川(つわのがわ)

風呂屋井堰(ふろやいせきー鉄とゴムのハイブリッド起伏堰ー

風呂屋井堰.津和野城跡

津和野川は「山陰の小京都」と呼ばれる風情ある佇まいの津和野町を流れる河川。色鮮やかな鯉が優雅に泳ぐ姿が見られます。平成25年の豪雨災害により大規模な災害復旧が行われ、その際、改修された風呂屋井堰は鋼製扉をゴム製の空気袋で起立させるという珍しいタイプの堰(通称:ハイブリッド起伏堰)になりました。歴史ある町並みに配慮して採用した石積護岸には、猪目型(ハート型)の石材使用や猪目を表した石積みなど、技術者の工夫を見ることができます。近くには津和野城跡や太皷谷稲成神社の千本鳥居など観光スポットがあります。また、気象などの条件が整えば、津和野川から霧が立ち上がり、一面に広がる雲海に津和野城跡が浮かんだように見え、まさに絶景です。

 

[管理者]津和野町建設TEL0856(74)0081

 

名賀川(なよしがわ)

SLが駆け抜ける!石積護★「土木学会デザイン賞2019最優秀賞」受賞

石積護岸.SL文字.猪目型

平成25年の豪雨災害により大規模な災害復旧が行われました。復旧にあたっては、地元住民やSL応援団、有識者と意見を交わし、石積護岸を採用しました。石材には猪目型(ハート型)やひょうたん型の使用、護岸にはSLの隠し文字を刻むなど、面白い仕掛けがあります。中でも、見所は山口県との県境に近い、白井トンネルに向かう登り区間。名賀川とJR山口線が並行する区間で、絶好のSL撮影ポイントです。煙を吐きながら力強く疾走するSLの姿と周辺の景観にマッチした石積護岸は人気スポットで、大勢の観光客で賑わいます。

 

[管理者]益田県土整備事務所津和野土木事業TEL0856(72)0511

 

 

「津和野川」及び「名賀川」の災害復旧について

平成25年7月28日から29日にかけての豪雨で甚大な被害を受けた津和野川および名賀川については、河川災害復旧助成事業により災害復旧を行いました。

詳細は、こちら![益田県土整備事務所津和野土木事業所ホームページ]

 


お問い合わせ先

浜田県土整備事務所

浜田県土整備事務所
〒697-0041
島根県浜田市片庭町254
電 話 0855-29-5654
FAX0855-29-5691(業務部、維持管理部、土木工務部)
   0855-29-5623(農林工務部)